Run to Infinity

by Yota Nakamura /// 「自転車で世界を旅する元添乗員ライター」中村洋太の挑戦と情報発信のブログ

【自転車旅】ツール・ド・ヨーロッパ(6)デュッセルドルフ~アムステルダム

      2017/10/27

ツール・ド・ヨーロッパ
第6ステージ
デュッセルドルフ~アムステルダム(オランダ) 

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朝起きたら、すごい豪雨。なんじゃこりゃー!これじゃ外へも出れない・・・。午前中は高橋さんのお宅に留まりながら、行先を考えていた。当初の予定では、ここからアーヘンへ向かい、オランダのマーストリヒトに入るつもりだった。

しかし、この雨では電車を使わざるを得ない。雨だとタイヤは滑りやすいし、風邪を引いちゃうし、極力無理は避けたいところです。

「どうせ電車を使うなら、遠くへ行きたい」

以前から、ずっとアムステルダムが気になっていた。自転車で行くには遠回り過ぎたので、諦めていた。だけど、この雨だ。まるでぼくにアーヘンには行くなと言っているような・・・。「アムステルダムに呼ばれている」そんな気がした。旅では直感に従うのが一番なのだ。

お昼に高橋さん宅を出発。高橋さん、棚橋さん、何から何まで本当にお世話になりました。デュッセルドルフで感じたギャップ(良い意味での)は、この旅の大きな収穫です!

そして世界の車窓から。

1時間ほどでオランダに突入した。この旅初めての国境越え。乗り換えの駅でたまたま降りたのが、フェンロという街。

ここは、サッカーの本田圭佑が名を挙げた街。モスクワに移籍する前、この街のクラブチームVVVフェンロでキャプテンとして活躍しました。本田圭佑が暮らし、毎日のように見ていたであろう風景を見ている。なんとも不思議だ。

電車では、ほとんど寝ていた。

昨日はしっかり寝たつもりだったが、思った以上に疲れが溜まっているようだ。旅行しているときはテンションが高くなっているから多少の疲れは感じないけど、少し油断するとドッと疲れが出てくる。良い休息になった。眠っては羊を見ながら、羊を見ては眠っては・・・3時間半の電車の旅が終わり、アムステルダムに到着した。

東京駅のモデルになったと言われるアムステルダム中央駅。確かにそっくりじゃないか!

「アムステルダムは危ない」といろいろな人から聞いていた。ドラッグが合法なのである。いたるところに「コーヒーショップ」と呼ばれる、大麻を販売するお店が存在する。ぼくもうっかり間違えて入りそうになったが、コーヒーショップは喫茶店ではないのだ。オランダでは普通の喫茶店のことをコーヒーハウスと言う。

また、この街はスリが多い。日本人はよく狙われる。ぼくも結構怖かった。もしかして、狙われているかな?と思う場面が何度かあった。とにかく立ち止まってはいけない。なるべく観光客っぽさを無くすのだ。

アムステルダムに着いたのが16時半。駅を降りると、とにかく人が多い。一国の首都だから、観光客がすごいのだ。そして、なんとなく危ない香りがする。匂いも、人の顔色も。異様なテンションの街だ。いたるところで人が騒いでいる。やっぱり何か危ない。

駅を降りて、この旅で初めてのユーストリーム中継をやってみた。数人が見てくれた。色々と解説していたのに、音声がオフになっていた・・・。片手運転をしながら街の様子を生中継していたが、案外いけるかもしれない。画質もそこまで悪くない。またやってみようと思う。

なんとかホテルに落ち着いた。今日はもう時間がないので、夕食を食べに外に行くことしかできない。しかし、思っていた以上に見どころが多いし、また、この危ない雰囲気にどこか惹かれるところがある。明日もアムステルダムに滞在しようと思う。

運河がきれいだ。この街では水上バスが移動手段としてある。写真を撮っていたら、乗客がワーワー叫んで一斉にぼくの方を向いてくれた。全員カメラ目線。「サンキュー!」と声をかけた。みんな笑顔だ。

この街は、とにかく自転車が多い。オランダは世界一の自転車大国と言われるが、その意味がわかった。みんな自転車だ。自転車専用道路もしっかりしている。

色々と感じることの多い街だ。明日を楽しみにしています。

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 - 2010 ツール・ド・ヨーロッパ(スポンサーを集めて自転車で西ヨーロッパ一周の旅), オランダ