Run to Infinity

by Yota Nakamura /// 「自転車で世界を旅する元添乗員ライター」中村洋太の挑戦と情報発信のブログ

【謎のカザフスタン人を助けた話(前編)】突然のメッセージ

      2017/03/03

10日前の話なんですが、まったく知らない外国人の方から突然メッセージが届いたんです、それもすごい変な日本語で。

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察するに、この人の姉が韓国にいて、日本に来たがっていると。でも、VISAの関係で、日本人に保証人になってもらう必要がある。だからあなたが姉の保証人になってくれませんか、ということのようです。でも、なんでぼくが。

で、これを見たとき、迷惑メールかと思ったんです。LINEが乗っ取られた時に、「今何してますか?忙しいですか?」って送られるのを思い出して、これも新手の迷惑メールなのかなって。カザフスタン人の身元保証?ぼくのメールアドレスを送る?明らかに怪しいじゃないですか。だから、無視しようと思ったんです、最初は。

でも、ちょっと待てよって思って。もしこれが、本当に切実なもので、たまたまFacebookで見つけた日本人のぼくに、藁にすがる思いで送ってきた必死のメッセージだとしたら…。ぼくはこの人のお姉さんの、「日本に行きたい」という子供の頃からの夢を、捨ててしまうことになります。

考えられる可能性は4つです。

①ぼくが信じて、騙されて傷付く。
②ぼくが信じて、カザフスタン人の夢を叶える。
③ぼくが無視して、被害を回避する。
④ぼくが無視して、カザフスタン人の夢を捨てる。

この4つの中で天秤をかけたとき、ぼくにとって一番辛かったのは、①ではなく、④でした。人の夢を捨てるくらいなら、自分が傷ついた方がマシです。

それにぼくも過去、様々な人に自分の夢を応援していただいた経験があります。彼らは見返りを求めず、純粋に応援してくれました。ぼくはこの人を通して、世の中に恩返ししようと思いました。

念のため、この人のタイムラインを見たら、アスタナ在住とあったので、どうやら本当にカザフスタン人であるということは確認できました。それに、友人たちと笑顔で写っている写真もたくさんあったので、直感的に、悪い人じゃないなと思ったんです。

ぼくはこの人に返信しました。

「はい、いいですよ」って。

送ってから、若干、やっぱり騙されたかなって思いました。まあ、次に怪しい返事が返ってきたら、今度こそ無視すればいいだろうと考えました。

5分ほど経って、誰かから友達リクエストの申請がありました。誰だろうと思って見てみると、カザフスタン人。さっきの人の姉でした。プロフィールには、ソウル在住とあります。

(本当に、切実なメッセージだったんだ!)

これから何が始まるんだろうと、ドキドキしてきました。見知らぬカザフスタン人の子供の頃からの夢を叶えることはできるのでしょうか。

念のためこの人のタイムラインも見て、怪しい人ではなさそうということを確認しました。そして申請を承認すると、すぐに彼女からメッセージがきました。

「hello」

中編に続く…)

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