Run to Infinity

by Yota Nakamura /// 「自転車で世界を旅する元添乗員ライター」中村洋太の挑戦と情報発信のブログ

「今がそれなりに楽しい」という恐さ

      2017/03/08

昨夜布団に入ってから、不安と焦りを感じて、なかなか寝つけなかった。

今の生活が、それなりに楽しいことへの不安だった。

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そしてこの普通の楽しさに甘えていては、きっと歴史に名を残すような人間にはなれない。普通の人間で終わってしまう、という焦りだった。

職場は変わっていないけど、仕事に少し変化が生まれ、また、仕事に対する気持ちの変化も生まれ、以前に比べてやる気が出ている。

決して悪くはない。週末も自転車に乗ったり、楽しく過ごしている。

しかし一方で、入社以来持ち続けていた、煮えたぎるような、ふつふつとした何かが消えつつあるように思う。

「もっと大きな舞台で挑戦するんだ」
「こんなところで足踏みをしている場合じゃない」

という気持ちで、過ごしてきた。若さゆえのものだとも思う。浅はかだと笑われても仕方ない。

でも、飼い慣らされた動物のように、何かに対して牙を向けなくなった自分に対して、嫌気がさしている。

浅はかでもいい。バカにされようが、気概を持つことの方が、よっぽど大切なことだと思っている。

「人の金で旅行しようなんて、何を考えている」と言われることもあるが、自分一人が叩かれることで日本が元気になるなら安いもの。実現できないリスクを背負い、普通の学生が本気を出したらここまでできるんだ、団体でもない普通の学生という個人が社会や人々をここまで動かせるんだ、という前例を作りたい

学生時代のぼくは、かっこつけているわけでもなく、本気でこういうことを思って、恥ずかしげもなくブログに書いていた。当時こんな記事を書いてくれた方がいた。

「欧州12カ国自転車で」

今の自分は、「現状のままでいかに楽しむか」を考えてしまっている。「前例を作りたい」という気概があるだろうか。

でもかつての自分は違ったはずだ。

「現状をいかに変えるか」
「自分はこうしたいから、こう思うから、不可能だと言われようが挑戦する」

そういう気概があった。事を為そうとする覚悟があった。

あった、と過去形で言うのは、極めて悔しい。でも、完全にチャンスを失ったわけではない。こうして、その事実に自分で気づけていることが、わずかな希望だ。

気づけているうちが、ラストチャンス。気づかなくなったら、、、まあ、その人生も幸せだとは思う。それなりに楽しい毎日。でも、自分が理想としている人生ではない。

ハッキリとした人生の目標はまだない。でも、何事かを為す人間になりたい。

もちろん今は今で、頑張ってはいる。ひたすら読書に励んでいるし、国内添乗という新しい仕事の勉強もしている。料理にも挑戦したり。

でも、まだ何か違う気がしている。自分を、生かしきれていない。本領発揮という域にはほど遠い。そこそこのところで落ち着いてしまっている。

自分の真骨頂は、行動を起こし、人を巻き込んでいくところにあるのだと思う。それを、昨年とは違うカタチで実現していきたい。

「こうして大人になっていくんだな」なんて、まだ思いたくない。達観して、人生を悟ってしまうような、そんな大人になんか、なってたまるか。必死に汗をかいて坂道を登ったり、吹雪の中を自転車で突き進むキチガイでありたい。全存在、全エネルギーをこの世界に放出したい。

悔しい、恐い、不安というのが、正直な今の気持ち。

でも悲観的にはならない。もう一度、先の目標を見つめ直して、行動していきたい。

料理は面白い。これからも続けていけたらいいし、いろんな料理がつくれるようになったらいい。

でも同時に、これはぼくの仕事ではない、とも思っている。誰にでもできることを、ぼくがやる必要はない。ぼくは、ぼくにしかできないことを、ひたすらにやっていくべきだと思っている。今は、新しい挑戦、という意味で、取り組んでいる。幸せな家庭に腰を落ち着けよう、とはまだ少しも思っていない。

人生一度きりだ。それなりに楽しい人生で、いいのだろうか。思いっきり楽しくなくていいのだろうか。リスクを冒してチャレンジしなくていいのだろうか。

日産のCMが流れるたびに、ドキッとしている。

2種類の人間がいる。
やりたいことやっちゃう人とやらない人。
やりたいことやってきたこの人生。
おかげで痛い目にもあってきた。
散々恥もかいてきた。
誰かの言うことを素直に聞いてりゃ、
今よりずっと楽だったかもしれない。

でもね、これだけは言える。
やりたいことやっちゃう人生のほうが、間違いなく面白い。
俺はこれからもやっちゃうよ
あんたはどうする?

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挑戦は続く。

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 - 何度も読み返したい日記