Run to Infinity

by Yota Nakamura /// 「自転車で世界を旅する元添乗員ライター」中村洋太の挑戦と情報発信のブログ

「自分の海を自由に泳いでいたい」蒲田みずきさんの生き方

      2017/02/26

今年、二度にわたりお話を伺ったのは、モデルをはじめ、様々な分野で活躍する蒲田みずきさん。2013年には「ミスJJ」のファイナリストにも選ばれている。

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蒲田さんのことは2年ほど前から知っていたが、実際にお会いしたのは今年3月が初めてだった。

お声をかけたのは、その直前に見た、彼女のブログが実に個性的でおもしろかったからだ。

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独特の発想や感性に惹かれた。写真をこんなに多用するブログを今まで見たことがなく、写真集を眺めているようだった。これだけでも、彼女のユニークさや、人と異なることを好む性格が感じられた。

また、彼女が綴るエピソードにも考えさせられることが多く、言葉には思考が溢れていた。

彼女が何かを発信するたびに、「ただ者じゃない」という思いが湧いてきた。

フィリピンでひたすら楽しんでいる写真をSNSにアップしまくっているかと思えば、それは「フィリピン政府観光局」から受けた歴とした仕事だった。人魚になってお金をもらえるなんて。

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URL: http://kamatamizuki.blogspot.jp/search/label/-Traveling%20the%20Phillipines

もともと旅行が好きで、自ら各国の写真をSNSで発信していたところ、「等身大にフィリピンの魅力を発信してほしい」と観光局から依頼を受けたという。

そしてフィリピンの歴史や文化、人、自然、全ての側面で見たフィリピンの魅力をPRするため、自らが思いっきり楽しんで、それを発信していた。

また、彼女は母校である国際基督教大学(ICU)の卒業生インタビュー集の制作にも関わっていて、『ハリーポッター』シリーズの翻訳者・松岡佑子さんなど、活躍する方々の言葉を間近で聞けて刺激を受けたエピソードを、目を輝かせながら話してくれた。

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URL: http://www.icualumni.com/interview/

そして直接お話を伺って驚いたのは、経営コンサルティング会社で働くアナリストでもあるということだった。モデルの仕事は、彼女の持つ多彩な才能のひとつに過ぎないのだな、という印象を受けた。

「人生は自分が楽しむことが一番だし、他と比べる必要はないし、お魚のように自分の海を自由に泳いでいたい」

そんな文章をいつかのブログに書いていた。

「自分の海を自由に」

いい言葉だ。限りなく個性を輝かせてほしい。自分を楽しませてこそ、人を楽しませることができるはずだ。

先日、押切もえさんが小説家としても活躍していることをニュースで知ったが、蒲田さんにも、ぼくは似たような印象を抱いている。

ふと、どういう環境で育ったのか、気になった。

「出身は、青森県の弘前市です」

「ご両親は何をしているの?」

「塾とカフェを経営しています」

「塾とカフェ?」

この発言がきっかけで、今年のゴールデンウィークに蒲田さんのご両親が経営するカフェ「La Saison」を訪ねた。我ながら素晴らしい行動力だった。

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2階部分は塾になっているが、実はこの塾こそ、ご両親が30年ほど前から運営している塾。

カフェを作ったのはつい昨年のことだそう。自家製のお菓子を販売したり、ギャラリースペースにご主人の作品が展示されていたり、イベントスペースがあったりと、雑貨や家具に凝ったりと、ふたりの楽しみが詰まったようなお店になっている。

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蒲田さんのご両親にもご挨拶してきたが、なるほど、この親にしてこの子あり。家族そろって感性全開だった。

蒲田家は、みんな大好きなことをして、それで生きている。

「今後はどんなことをしていきたい?」

「自分が好きなものを少しずつ作っていきたいなと考えています」

「たとえば?」

「今はiPhoneケースを作ったんですけど、後々にはファブリックなんかもやれたらな、と。かわいい手帳も作りたいし、器も好きだし、やりたいことがたくさんあって…(笑)。

以前企業さんと一緒に商品開発をさせてもらったことがあったんですけど、1から自分でやってみるのもおもしろそうと思って今、中国とやりとりしています」

「中国の? どういうこと? 誰かと一緒に?」

「いや、個人で動いています! 中国の業者にお願いすると安く作れそうだったので、自分でコンタクトを取って。中国の方とも英語で全部やりとりできるんです」

「・・・すごいね」

「そうですか?」

「モノを作りたくなって、自分で中国の業者とやりとりを始めちゃう女性はそんなに多くないと思う(笑)蒲田さんにとって、何が行動の源になっているの?」

「ただ、やりたいことをやっているだけです(笑)。どんな状況でも、常に楽しんでいたいなと思っています。あまり『こうするべき』とか『これは人と違うな』とか考えずに、興味があることに全力投球しているかも。

あとは単純に、わたしが発信するものを見て、『私も頑張ります!』という声をもらったり、影響を受けてICUを受験してくれる人までいたりするのがすごく嬉しくて、逆に元気をもらうこともたくさんあります」

「他にはどんなことに興味があるの?」

「今はブログから発展して、ライターのお仕事をいただいていたり、新しいウェブサービスの開発にも少し関わろうとしています。

あと興味があることといえば、地方創生の分野かも! まさに弘前の実家では、学習塾、カフェ、ワークショップなどが融合して社会人と学生が交流したり、人の輪や新しいモノに参加するチャンスが広がっていて、すごくおもしろいです。

いろんな地方のコミュニティが、その場所の特色とともに盛り上がったら、旅行に行く楽しみだって増えますよね。

ファッションや楽しいことはもちろんだけど、世の中が良くなったり、人の幸福度やチャンスが増えることには常に興味があります。

勉強するときのノートをキラキラさせるように、何かをステキにしたり楽しくしたり、異なる分野のモノをつなげるのはとてもわくわくします。

今は自分のブランドとして、iPhoneケースとともに雑貨の展開も考えていますが、青森のステキな作家さんたちとも一緒に何かを作れたら、とちょうど最近話していたところなんです」

「ちなみに、iPhoneケースはどんなデザインなの?」

「これです」

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URL: https://capricious.theshop.jp/

「『パリに行きたいな』とか『朝はおいしいコーヒーが飲みたい』とか、女の子の『かわいいわがまま』を表現しています。ぜひ、直接わがままを言う代わりに、彼氏さんの前でちらつかせてほしい(笑)」

「やれやれ(笑)」

「Capricious Girl」(気まぐれな女の子)というブログのタイトルどおり、気持ちの赴くままに様々なことを楽しんでいる蒲田さんの、さらなる活躍を楽しみにしている。

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