Run to Infinity

by Yota Nakamura /// 「自転車で世界を旅する元添乗員ライター」中村洋太の挑戦と情報発信のブログ

クラフトビール 東海道五十三注ぎ(9)島田〜掛川

   

53杯のクラフトビールを飲みながら、
東京〜京都 東海道500kmを歩く企画!

クラフトビール 東海道五十三注ぎ
第9ステージ 島田〜掛川 22km
本日までのクラフトビール 30杯/53杯

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今日も朝から、素敵な体験をしました。

藤枝や島田のあたりでは、朝からラーメンを食べる「朝ラー」という習慣があることを昨日知り、「食べてみたいな〜」と思っていたら、なんとこのブログを読んでくださっている島田在住の大月さんという方からご連絡をいただき、今朝、車で連れて行ってくださいました。

朝7時、泊まっていたネットカフェの近くに迎えに来てくださり、藤枝の「池田屋」というラーメン屋さんに行きました。このお店は朝7時からオープンですが、もっと早いところだと朝5時から開いているお店もあるそうです。

「そんな早くからラーメン食べる人いるんですか?」

「好きな人は、食べるんですよ」

同じ日本でも、地域が変われば習慣が変わる。それを肌で感じるのが、旅の醍醐味かもしれません。それでは、行ってみましょう。池田屋さんです。

メニューには、「冷し並」というのがあります。冷たいラーメンです。

温かいラーメンと冷たいラーメン、両方食べるのが藤枝流。

朝7時半からこれは・・・と思いましたが、意外と食べられてしまうのは、どちらもあっさりしているから。冷たいラーメンは何にも例えられない、新感覚なものでした。わさびを混ぜながら食べます。

大月さん、ご馳走さまでした!島田に戻り、お別れ。差し入れにアミノバイタルまでいただいてしまいました!ありがとうございました!

さて、東海道を歩き始める前に、行きたかった場所が。大井川に架かる、蓬莱橋(ほうらいばし)です。

全長894メートル。「世界一長い木造歩道橋」としてギネスブックにも載っています。通行料が100円かかるので、地元の人には「賃取橋(ちんとりばし)」と呼ばれているそうです。

この蓬莱橋、広重の島田の絵には、描かれていません。

蓬莱橋は東海道から少し逸れたところにあるから描かれるはずもないのですが、それ以前に、そもそも、蓬莱橋は江戸時代には存在しませんでした。明治12年に建設された橋です。

ぼくはてっきり江戸時代からある橋だと思っていましたが、よく見ると、この絵も不思議なものです。なぜ大井川に橋がないのか。絵の中で人々は、川に身体をつからせながら、対岸へ渡っています。

実は、蓬莱橋の案内所のおじさんに聞いたのですが、江戸時代、大井川に橋を架けることは禁止されていたそうです。「流れが急で、不慣れな旅人が渡るのには危険」というのが禁止の名目だそうで、だから明治期に入り、この禁止令がなくなり橋ができるまでは、人々は大井川を生身で越えていたのです。

今は、文明の恩恵。橋で渡ります。

渡った先が、金谷宿です。

なんだか島田と同じような絵ですね。大井川のこちら側(島田)とあちら側(金谷)というだけの違いなので、仕方ないのでしょう。

金谷駅と富士山。今日は山頂に雲が被っていません。

今日は峠をふたつ越えます。まずは金谷から、石畳の道が始まります。江戸時代から残る石畳の道は、東海道では箱根と金谷にしかありません。

上からも富士山が綺麗に見えました。だいぶ遠くまで来ました。

歩いていたおじさんと仲良くなりました。

そしてもうひとつ峠を越えて、日坂宿。

お茶の産地なので、茶の文字が。

坂を下り切ると、恐ろしく古い神社を発見。807年創立の事任(ことのまま)八幡宮。願いごとが「ことのまま」に叶うそう。無事にゴールできますように。

お腹が空いたので、「道の駅掛川」でランチ。

この道の駅、随分賑わっているんだけど、観光バスが止まっていません。不思議だなあと思って観察していると、みんな自家用車から降りて入ってくるので、どうやら地元の人がほとんどのよう。

みんな野菜を買ったりしているので、どうやらスーパー代わりに道の駅を利用しているようでした。

それをお茶屋さんの方に聞いたら、「道の駅って、それが普通じゃないんですか?」と言うので、当たりでした。観光客が常連の道の駅があれば、地元の人が常連の道の駅もあるんですね。場所によって。

あれだけ茶畑の中を歩いてきたから、どうしてもこの地のお茶を飲んでみたくて、お茶屋さんに行って、「東京から歩いてきたんですけど」と言ったら、「飲めるだけ飲んでってください!」と名産のお茶を飲ましてくれたので、ぼくはこの現象を「東京から歩いてきましたクーポン」と呼ぶことにしました。皆さんも、旅先で万が一のときは、「東京から歩いてきました」と言ってみましょう。何か恵んでもらえるかもしれません。

ご馳走さまでした。実際、ここまでよく歩いてきましたよ。

それに、スーパー晴れ男!

1/10にスタートしてから毎日快晴で、一滴も雨が降っていません。しかも出発直前の1/8,1/9は雨でした。運も味方につけています。

掛川に到着。

ゴールはもちろん、掛川城!今日は22km歩きました。

ゴール地点からの生中継もしました。FacebookとInstagramで。海外からのLIVE中継もいつかやりたいなあ。

今夜は昨年オープンした掛川のクラフトビール専門店「Bucket」さんを訪問しました。

本当は休業日だったのですが、ぼくの訪問に合わせて特別に開けてくださいました。恐れ入ります。

こちらのお店では、常に5種類のクラフトビールを楽しむことができ、うち4種類は国内から、1種類は海外のものからセレクトしています。今夜のメニューがこちら。

飲み比べセットで、1,2,5の3種類を選びました。

アマリロIPA(湘南ビール/神奈川)

アメリカ産ホップの中でも大変希少で人気のあるアマリロをシングルポップを使用。グレープフルーツやシトラスを連想させる強い柑橘系のアロマとフレーバー、余韻にほのかな甘さの上品な苦味。

STOLEN ADDICTION ALT ストールン アディクション アルト (Aoi Brewing/静岡)

香ばしい麦芽の香りとほのかな甘さが特徴の濃い褐色のエール。

High Wire American Pale Ale(Magic Rock/イギリス)

マンチェスター北部に位置するハダーズフィールドに2011年にオープン。市場に出るとすぐにその味への高評価が広がり、ローカルでの消費も高くら生産量も少ないため、日本への輸入は困難を極めています。松、モルト、草、香ばしいビスケットの香り、グレープフルーツ、ホップ、クリスピー、軽い桃の味わい。

どれもおいしい!平尾さんがわかりやすくクラフトビールのことについて教えてくださり、とても勉強になりました。

また、たまたま居合わせたお客さんが、うちの近所の溝ノ口で働いているそうで、「今度溝ノ口でクラフトビール飲みに行きましょう」と話したり、おもしろい出会いがありました。

明日は浜松まで歩きます!これでようやく、旅の中間地点です!

挑戦は続く。

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 - 2017 クラフトビール 東海道五十三注ぎ(東京〜大阪600km徒歩の旅) ,