Run to Infinity

by Yota Nakamura /// 中村洋太の挑戦と発信のブログ

【群馬県赤城山】氷上ワカサギ釣りをやってみた

   

金曜日、昼飯を食べていると、目の前に座っていた池田氏が突然言った。

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「じゃあ明日、朝6時半に新宿駅ね」

「は???」

意味がわからない。もともと遊ぶ約束もしていなかったし、何も聞かされていない。「電波少年」で突然企画を言い渡された芸人のようだった。

っていうか、朝6時半って早すぎないか。

「何するの?」

「男9人でワカサギ釣り」

「えー??」

「もう洋太、メンバーに入ってるから。じゃ、また明日!」

朝6時半。新宿駅のロータリーに行くと、

ロケ車のようなハイエースがやってきた。

男9人のドライブ旅が始まった。

佐野サービスエリア。

途中のホームセンターで長靴を購入した。

池田氏は車内で言った。

「用具レンタルする旅館の人も言ってたけど、本気の人は朝5時とか6時とかから釣ってるらしくて、9時以降だとほとんど釣れないらしい」

既に10時を過ぎていた。

群馬県、赤城山の麓に着いた。

湖は凍っていて、たくさんのテントがあった。みんなワカサギ釣りをしている模様。

湖畔に建つ「赤城山 青木別館」でレンタル道具の受付をする。

漫画『HUNTER×HUNTER』を昨日全巻読み終えたというお兄さんから、ワカサギ釣りのやり方や、用具の説明を聞いた。

結構難しそうで、みんな真剣に・・・

聞いているフリをして、

お兄さんをイジっていた。

「テントは基本2名用ですので、9名ですとペアが4組と、残りおひとり様だけ別の…」

と言った瞬間、池田氏がぼくを見た。

「まあ、誰とは言わないけど」

全員の視線がぼくに向けられた。

ついに氷上へ向かった。

まず、ドリルで氷に穴を開けて、テントを設置した。

スタッフの方からワカサギ釣りのコツを聞いたあと、エサをつけて、釣り竿をたらした。

湖の底まで、深さ12メートルもあるらしい。

ペア対抗戦で何匹釣れたかを競うことになった。

里薗・池田ペア

平田・堀越ペア

末富・由井ペア

福浦・飯田ペア

中村・洋太ペア。いや、ただのフルネームだし。

っていうか明らかに不利じゃん。ひとりとか。

しかし、30分経っても誰も釣れない。隣のテントからは「そろそろ飽きてきた」という声が聞こえた。早い。

福浦氏がバーナーでお湯を沸かし、豚汁やら玉子スープやらをみんなに配ってくれて感動した。これがメチャクチャうまかった。

福浦氏は、牛乳までも持参していた。

「ワカサギに牛乳をかけると、臭みが取れるんだよ」

彼は釣ったワカサギを、自分で調理する気満々だった。

おまけに、わざわざエチオピアのコーヒー豆を買ってきてくれて、みんなにコーヒーを淹れてくれるのだという。

しかし、豆を挽いていた飯田氏が、挽いた粉をすべてこぼしてしまった。

ワカサギ釣りの穴が

エチオピアになった。

飯田氏「あーあ、せっかく挽いたのにね〜」

一同「お前がこぼしたんだろ」

彼に反省の様子は見えない。

まさか一匹も釣れずに帰ることになるのでは。そういう不安が誰の頭にもよぎっていた。

そのとき、由井氏が叫んだ。

「あ、きたっ!!」

ついに最初の一匹をゲットし、ペアの垣根を越えて喜んだ。

里薗氏が言った。

「最悪これを9等分しよう」

「そしたら尻尾だけの人とかいるね」と、池田氏がぼくの顔を見た。

「誰とは言わないけど」

二匹目は、ぼくが釣った。

中村・洋太ペアの健闘。

普通にうれしい。

ワイワイやっているうちに、楽しい時間はあっという間に過ぎた。

片付けていると、幸運にも常連さんが、釣れたワカサギをおすそ分けしてくれた。

横にいた福浦氏の声がかすかに聞こえた。

「せめて一匹釣りたかったなあ・・・」

青木別館で、待ちに待ったご飯。釣ったワカサギを持っていくと、お店の人が天ぷらにしてくれた。

これが、超絶おいしかった!!

食べた瞬間、隣に座っていた飯田氏が言った。

「うわー、こんなにうまいなら俺もワカサギ定食にすればよかった」

「何頼んだの?」

「カレーライス」

「どこでも食べられるやつじゃんwww」

「池は何にしたの?」

「豚丼」

蓋を開けてみれば、ひとりを除いて全員がカレーライスか豚丼だった。

「俺ら群馬まで何しに来たんだよ」

福浦氏の机に置かれた牛乳を見て、誰かが言った。

「あれ? ここ牛乳も売ってるの?」

「いや、俺が持ってきたんだよ! ワカサギの臭みを取るために」

「で、何匹釣れたの?」

「一匹も釣れなかった」

全員で笑った。

楽しい一日が終わった。

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