Run to Infinity

by Yota Nakamura /// 「自転車で世界を旅する元添乗員ライター」中村洋太の挑戦と情報発信のブログ

【ツール・ド・西海岸 第4ステージ】この町でしか飲めないクラフトビール

   

自転車でアメリカ西海岸縦断の旅
ツール・ド・西海岸 第4ステージ
ベンチュラ(Ventura)〜 ブエルトン(Buellton)
123km

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まずはこちら。ついに自転車旅している姿を映像で伝えることができた!

昨夜ブログを書いている途中で意識を失ってしまったので、今朝は6時に起きてブログを書いていた。書き終わると、ジャックさんが朝食を作ってくれた。

「しばらく君の自転車旅に付いていってもいいかい?」

「Of course!」

元プロロードレーサーに先導していただけるなんて、実に贅沢だ。彼はおすすめの自転車道を紹介してくれた。ぼくひとりだったらここを走ることはなかっただろう。そして疲労を考慮して、ゆっくりと走ってくれた。

「君のFacebookをずっと見ていたけど、君は人生を楽しんでいるようだね。それが伝わってくるよ」

「Yes, I create my life in my own way. I am enjoying.」

太平洋を横目に見ながら、様々な話をした。

「君の英語はもう大丈夫だよ」と言ってくれたのが嬉しくて、他に何を話したほとんど忘れてしまった。だけどそのうちふと思い出すこともあるだろう。人との会話というのは、不思議とそういうものだ。

そして、彼は走りながらぼくの写真や映像を撮ってくれた。流石のテクニックだった。

「君とこうして走れてとても良かったよ。ここでお別れだ。また会おう。ポートランドまで、楽しい旅を!」

旅先で出会うひとりひとりが、同じ方向にぼくの背中を押してくれる。夢や目標を持つことの素晴らしさを、改めて感じる日々だ。みんなぼくがどこへ行きたいのか、知っている。ポートランド。その一点に向かって、大きな流れができている。ぼくはただ、その流れに乗っているだけだ。

ジャックさんと別れてから、サンタ・バーバラという美しい町を通過した。ここもアメリカ西海岸のツアーで人気の町だから、名前はよく聞いていた。リゾート地らしい、独特の雰囲気があった。

スーパーでサンドウィッチを買って、それがお昼休憩。

日陰に座って、身体を休めた。

照りつける太陽光があまりに強く、太腿は火傷状態だ。日焼け止めを塗っても、痛い。とくに15時くらいから、太陽の位置がちょうど腿に当たる。この痛みが今は何よりも辛い。

 

「自転車禁止」と書かれていなければ、フリーウェイを走れることをジャックさんに教えてもらった。そもそも今日のルートはフリーウェイを走らないと到達できないのだが。ときどき道幅が狭く、ギリギリのところを時速120kmくらいの車が走るので、怖い。大型トレーラーが最も怖い。

ラストは内陸部に入り、この旅初めての峠道。結構キツかったが、マイペースに登っていった。そして下ったところにブエルトンという町があった。今夜はこの町のホテルに泊まることにした。2ツ星ホテルだが、部屋は広く快適だ。

23km。今日もたくさん走った。

日焼けした箇所が腫れてきた。ワセリンを塗ってラップで包んで空気を遮断するのが効くらしいが、あいにくどちらも持っていない。代用できるものはないかと探して、客室にあったボディローションとシャワーキャップを使ってみたら、割と効果がありそうだ。

夕食はパスタとシーザーサラダ。自転車でエネルギーを使うので、たくさん食べる。これだけ食べても、まだ痩せるだろう。

協賛者の方からかけていただいた声で一番多かったのは、「これでおいしいクラフトビールでも飲んでください!」というものだった。今日の町にブルワリーがあったので、皆様に感謝しつつ、ご期待に応えてクラフトビールを紹介させていただく。

ホテルから歩いて15分、Firestone Walker Brewing「BARRELWORKS」というお店にやってきた。

「全米最大のビール品会Great American Beer Festival、そしてビールのオリンピックと評されるWorld Beer Cupの各大会で4度ずつ、合計8度ブリュワリーチャンピオンに輝いた規格外のブリュワリー」

とのこと。このブリュワリーの本拠地は、この町からさらに北の「パソ・ロブレス」という町にあるのだが、新たなプロジェクトの一環として、ここに醸造所を作り、ここでしか飲めない特別なビールをいくつも作っている。

カウンターに座ってどのビールにしようか迷っていると、隣の男性から「これがおすすめだよ」と言われた(いかにもアメリカらしい)ので、それを注文した。

「SLOambic」

ブラックベリーの風味がする、甘酸っぱいビールだ。香りが良く、飲みやすい。

次は店員さんのおすすめのビールを注文。

「La Piccola Pepe Di Sichuan」

シナモンの香りがする。初めて味わうタイプのビールでおもしろい。

「クラフトビールは好き?」と聞かれたので、

「今年1月に、クラフトビールを飲みながら東京から大阪まで600km歩いたんだ」と話したら、

「How fun!!」と喜ばれた。写真で日本のクラフトビールを紹介した。

日本からの観光客が訪れるような町ではないが、本当にこのお店でしか飲めないビールなので、クラフトビール好きの方にはぜひおすすめしたい。ロサンゼルスからは車で1時間半くらいだろうか。

明日も100km走るので、小さいサイズ2杯で止めておいた。またの機会に楽しもう。

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 - 2017 サンディエゴ語学留学&アメリカ西海岸縦断自転車旅「ツール・ド・西海岸」, アメリカ