Run to Infinity

by Yota Nakamura /// 「自転車で世界を旅する元添乗員ライター」中村洋太の挑戦と情報発信のブログ

【自転車旅(環島)】「ツール・ド・台湾」(4)嘉義〜台南

      2017/11/09

「明日はどこまで走るの?」

昨夜ブログを書いていたカフェで、お会計時、店員さんと自転車旅の話になりました。

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「台南へ行きます」

「どこに泊まるの?」

「まだ決めていません」

「私たちの友人が台南でゲストハウスやってるから、そこに泊まりなさいよ!」

「え、どうしようかな」

と言っているそばからご主人が電話をかけていました。

「今、自転車で旅している日本人がうちの店にいるんだけど、明日空いてるかな?」



「OKです。予約しておきました。450元でいいって」

1700円でいいそう。安いし、駅前で好立地とのことなので、ここに決めちゃいました。こういうご縁は大切にね。

おまけに、おしゃれなビンに入ったエチオピアの冷たいコーヒーをくれました。おいしかったです。

ツール・ド・台湾 
第4ステージ
嘉義〜台南 80km

「君は台湾以外にも自転車で旅したのか?」

宿のおじさんに聞かれたので、大きな世界地図を使って今までの自転車旅を紹介しました。

アメリカを縦断したことにびっくりされました。台湾2.5周分あるからね(笑)

気になっていたお店があったので、宿の近くのオーギョーチのお店へ。

85歳くらいのおばあちゃんが、「よっこらっしょ」という感じで立ち上がり、作ってくれました。

「蜂蜜檸檬愛玉」約120円。おいしかったな〜。

そして、向かったのは、自転車のルートから少し外れたところにある小さな町。

これも昨日のカフェの店員さんが、「台南方面に行くなら、ここに立ち寄ったらいいわよ!」と教えてくれた町でした。

ガイドブックにも載っていないし、ネットで調べても日本語の情報が少ない場所なので、気になって行ってみることにしました。

「菁寮老街」という場所です。わずかに紹介されていた情報では、「日本統治時代〜1980年代で時が止まったままの町」と書かれていました。確かに、昭和の香りがプンプンします。

農協の建物は、まるでドラゴンボールの世界観。

忘れられないのが、お昼を食べるために入ったお店のこと。早めだったので客は誰もおらず、中にはおじさんがひとり。

「食べられますか?」

「メニューはありますか?」

メニューが何もないお店だったのです。何を聞いてもご主人は「???」という感じで会話にならず、困って奥さんを呼びに行きました。

出てきた奥さんも中国語しかわからないけど、彼女はスマホを使って日本語に翻訳できました。ぼくもスマホで翻訳しながら、なんとか会話(?)が成立しました。

「何を食べられますか?」

「麺食べる?」

「いいですが、鶏肉は苦手です」

「そしたらエビのチャーハン食べる?」

「それがいいです!あと、野菜も食べたい」

「わかった」

5分後、料理が出てきました。

なんとお茶とメロンまでサービスしてくれました。そしてチャーハンは優に二人前はあります。すごい量。でもおいしい。メロンが甘かった〜!

これだけ食べて650円。最高。

コップのフチ子ちゃんは台湾でも人気なんですね。

言葉が通じないのにおばちゃんとすっかり仲良くなり、別れ際にはポカリのペットボトルまでくれました。

言葉がわからないのに、何を言っているかわかるんです。言葉に頼らないから、言葉以上に伝わるものもあります。

向こうはニコニコしながら中国語を話していて、ぼくもニコニコしながら日本語を話しました。

「佳鄉美食館」というお店なので、この町を訪れたらぜひ行ってみてください。そしてぜひこのブログを見せてあげてください。

さて、再び20kmほど走り、向かった先は八田與一記念館。

土木技師として活躍した八田與一は、台湾で最も有名な日本人。日本統治時代、烏山頭ダムをはじめ水利設備の建設で大きな貢献をしました。

司馬遼太郎の『街道をゆく』にも彼のエピソードが登場したので、ぜひとも行ってみたいと思っていました。

が、、、本日休館日でした。

残念。10kmの寄り道が無駄になってしまった〜。。

タピオカミルクティーを飲んで、元気出して、残り30kmを走りました。

さすが熱帯に入っただけあって、ヤシの木が増えました。今日は長袖で走りましたが、理由があります。半袖だと、日焼けして痛いのです。長袖の方が快適に過ごせました。首の日焼けもヒドいので、首にタオルを巻きつけて走りました。

 

看板の密度がすごい。

 

台湾の古都・台南に到着です。

ゲストハウスにチェックインをして、シャワーを浴びた後、まとめて洗濯!スッキリしました。

夜、1時間近く台南の町歩き。歩くと、いろんな発見があって面白いです。なぜ台湾にこんなにもドリンクショップが多いのか、少しわかってきたような気がします。

台南名物の、「タウナギ」という魚の麺を食べました。見た目はウナギです。ウナギラーメン。なかなかいけました。

そして食後に甘いものでも食べたいな〜と思っていたら、タイミング良くスイーツショップを発見。

得体の知れないデザート。どうやらこれは、台湾式ぜんざい。お餅はないけど、おしるこの味です。小豆が甘いので、白いヤツをお餅のつもりで食べると本当におしるこ。たっぷり入って150円。おいしいです。

商品名は「薏仁紅豆」で、調べたら「薏」はハトムギという意味らしい!なるほど、白いのはハトムギか!

最初、そのまま食べていたら、店員さんが「Mix! Mix!」と言ってきた。かき混ぜて食べるのね。

「Mix! Mix!」

盛りだくさんな一日でした!

明日は休息日!台南を観光します。

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