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by Yota Nakamura /// 中村洋太の挑戦と情報発信のブログ

【小豆島・豊島】五感で味わうアート旅。高松を拠点に瀬戸内の島巡りへ

      2018/01/25

2018年最初の旅はどこへ行こうかと考えていたとき、高松でゲストハウスをやっている方から「ぜひ遊びに来てください」とお声がけいただいたのがきっかけで、6日間高松へ行くことにしました。

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先日ハワイへの旅で利用し、すっかりLCCにハマってしまったぼくは、今回もLCCを検索。ジェットスターの成田-高松線を片道5400円で取得しましたが、日取りによってはさらに安い便もありました。

これまで東京から地方への最安の交通手段は高速バスでしたが、それ以上に速くて安いのですから、旅行を取り巻く環境は新時代に突入したなという印象です。就航便も年々増えていて、LCCが始まった頃に比べて遥かに便利になりました。国内やアジアの旅では、これから随分お世話になりそうです。

高松の知人である小笠原哲也さんが経営する「ゲストハウスまどか」を拠点に、瀬戸内の島巡りをすることに。高松港からフェリーや高速船で行ける主な島は、直島、豊島、小豆島などです。これらの島々は、2010年から3年ごとに開催されている「瀬戸内国際芸術祭」の舞台になっていることもあり、外国人観光客にとっても非常に人気のスポットになっています。

オリーブの島 小豆島

早朝、高松市が運営するレンタサイクルを利用して高松港へと向かいました。この自転車、6時間に返却すれば100円、24時間以内でも200円と気軽に乗れる嬉しい料金設定。そして自転車ごとフェリーに乗り込みました。

約1時間で小豆島の池田港に到着し、名所のひとつである小豆島オリーブ公園へ。高台からは、真っ白なギリシャ風車、そして瀬戸内海の美しい景色が広がりました。

島にはオリーブの木々がたくさん植えられています。小豆島でオリーブ栽培が始まったのは、1908年のこと。農商務省が日本国内でオリーブオイルを作ろうと、香川、三重、鹿児島の三県に試作用の苗が配布されたことがきっかけでした。

その理由は、輸出用のオイルサーディンに使うオイルを国産化し、外貨の流出を防ぐため。そして三県の中で唯一小豆島だけが栽培に成功し、以後100年にわたり国内におけるオリーブの代表的な産地という座を担ってきました。

ランチは池田港近くにある井上誠耕園の直営レストラン「忠左衛門」がおすすめ。新鮮で良質なオリーブオイルと旬の瀬戸内の恵みを堪能できるパスタや、搾りたてのみかんジュースがおいしかったです。1階の直営ショップでオリーブオイルのお土産を買うのも忘れずに。

アートの島・豊島を自転車で一周

今度は高速船で豊島を訪ねました。高速船は小さいので自転車は持ち込めません。その代わり、豊島の港の近くに4時間1000円で借りられる電動アシスト自転車があります。アップダウンが多いので、電動アシスト機能が助かります。

豊島をぐるりと一周しながら、アート施設を巡りました。集落にある古い民家を改修してつくられた豊島横尾舘には、アーティスト・横尾忠則の作品が展示されています。一瞬ドキッとするような、感性をくすぐられる絵画がありました。

そこから自転車で25分ほど走ると、豊島美術館があります。大きな建築そのものが美術作品であり、一度内部に入ると、その空間美に圧倒されました。天井にはポカンと大きな穴が開いていて、そこから射し込む光は時間とともに表情を変えていきます。また、地面には小さな水滴が、生き物であるかのように動いています。合流したり、分裂したり、その神秘的な動きはいつまで眺めていても飽きませんでした。

豊島美術館を「日本で最も好きな美術館」を言う方も多いですが、確かにそう言われるのも納得できました。実際に行かなければ、言葉だけでは魅力の半分も伝わらないでしょう。これは日本を代表する名建築物だと思います。

美しいアートにふれた後、自転車で山道を下り、島の風を全身で受け止めると、心がスーッと晴れていきました。瀬戸内の旅は、爽快です。

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