「Facebookを辞めてみて、どう?」
ぼくが質問をしたのは、メロンパンでコンゴの紛争を終わらせるべく活動中の平井萌さん。年末に「FacebookやTwitterを閉鎖します」という宣言をしていて、「平井さんほどの活動家が」と、ぼくはその決断に尊敬した。
彼女と連絡を取る手段がLINEしかなくなったので、初めてLINEをしてみた。Facebookを辞めたらどう感じるのか、何度か辞めたいと思いながらも辞められなかったぼくは、素直に気になっていた。
「想像以上に幸福度が上がりました」
その回答を聞いた瞬間、iPhoneからFacebookとTwitterのアプリを消した。こんなのはまやかしで、またすぐにダウンロードしてしまうかもしれない。それでも、消した。
少しずつ、アナログでフィジカルな生活へとシフトしていきたいぼくにとって、SNSは対極のものだ。文章はなるべくブログで書くようにしていきたい。ブログもデジタルだけど、他人の評価を気にせず、自分の文章を書くことに集中すれば、比較的アナログな存在だ。
手書きの日記も良いけれど、キーボード打ちの方が自分の思考スピードに合っているし、「人に読まれる」と意識した方が「内輪ネタ」を避けたきちっとした文章を書けるから、後で読み返したときに得られるものが大きい。
日々の思考を、ここに蓄積していきたい。