ツール・ド・九州 第5ステージ
宮崎県宮崎市→大分県臼杵市〜大分県大分市
走行距離55km
昨日130km走った代償は大きく、今朝はベッドから130mm動くのもひと苦労。
疲れが取れない。這うように布団を出て、朝ごはんを食べて、宮崎駅に向かった。
今日は休息日と決めた。電車で大分県の臼杵まで行き、そこから大分市まで走ることにした。
昨夜は疲れて寝てしまったから、電車の中で昨日の分のブログを更新した。
臼杵はかつての城下町で、昔の家並みがよく保存されていた。古い家の中に入ったり、少し町をブラブラしてから出発。
直線的に走れば大分まで25kmほどだけど、せっかくなので30km遠回りして海沿いを走ることにした。
その海沿いの道には、佐賀関という場所があった。関アジや関サバという高級ブランドを生み出している場所で、ここで関サバを食べたいと思った。
海沿いの田舎道は、大型トラックが通らないから安心して走れた。観光地じゃないから車通りも少なく、久しぶりにのんびりとサイクリングを楽しめた。
途中、生協があり、この土地の名産は何があるんだろうと思い、立ち寄った。
お店のおばちゃんに「ここの名産は何ですか?」と聞くと、
「関サバはもう少し先の道の駅で食べるのがいいよ。あとは何かなあ。。。」
とそのとき、もうひとりのおばちゃんが、
「このみかん、持ってき。地元の名産。甘くておいしいよ」
みかんを2ついただいた。確かにおいしかった。
さらに走り、「道の駅 佐賀関」に到着。
関サバ丼とクロメ汁を注文。
クロメは豊後水道で取れるネバネバとした海藻。おいしい。
そして念願の関サバも食べることでき満足。
芋あんのまんじゅうも発見。おいしかった。
美しい夕日を眺めながら走り、大分駅に到着。
ほぼ同時に、東京出張から戻った花田アナウンサーが大分駅に到着。
彼はオリンピック出場を決めた昨日のサッカー、イラク戦でスタジオアナウンサーを務めていた。
実は大学のクラスメイト。久しぶりの再会となった。
彼の家に自転車を置かせてもらい、車で別府に連れて行ってくれた。
別府では「棚湯」という温泉に。ここが素晴らしかった!
高台の露天風呂からは、別府の町と海を一望。絶景だった。撮影OKな場所から撮りました。
温まったあとは、別府の韓国料理の名店「高麗坊」に。タン塩、冷麺、チャーハン、どれもおいしかった。
わずかな大分ライフを満喫。別府まで連れて行ってくれて、ありがとう花田くん!
さあ、旅は残り2日。明日がこの旅で一番の山場だ。集大成を見せる。
挑戦は続く。