19世紀末、カタルーニャ(バルセロナのある州)独自の文化を作ろうとする芸術運動が起こった。これをモデルニスモという。バルセロナを中心に発達し、とりわけ建築の分野では多くの作品が生み出された。イスラム美術やゴシック様式など、カタルーニャに息づく伝統を重んじつつ、それらを融合させた独自の手法が特徴である。
たとえばこれは世界遺産に登録されている、カタルーニャ音楽堂。モデルニスモの建築家、モンタネールにより作られた。曲線と彫刻が見事だ。
そして、モデルニスモの最大の建築家が、おなじみのアントニ・ガウディである。バルセロナに数々の名建築物を残した。
地中海をモチーフにしたという邸宅、「カザ・バトリョ」
波を思わせる曲線。不思議な形。こんな柱見たことない・・・
そして、更に有名な「カザ・ミラ」
ガウディなら、ナメック星の宇宙船や家を作れるんじゃないかと思った。
お待たせしました。
ついにガウディの最高傑作、「サグラダ・ファミリア聖堂」を見るときがやってきました。
写真ではよく見ていたけど、生で見ると全然違う・・・!!
この塔、生きているみたい。本当に。
石で出来ているとはとても思えない複雑な彫刻。
さっきと似ているけど、こちらが正面。
今も建設中だが、完成すれば計12本の塔ができるそうだ。
そして、ウィキペディアで調べたところ・・・
「公式発表によると、完成予定はガウディ没後100周年目の2026年とされているが、専門家による最近の予測では、完成は2256年前後と言われている。」
2256年・・・
頑張って生きよう!
更に、幻に終わった公園都市、「グエル公園」に行ってきました!
バルセロナ市の発展を見越したグエルが計画し、ガウディに建設を要請した都市開発プロジェクト。しかし、グエルの死去により未完に終わってしまった。
公園のシャボン玉が絵になりました。
一番上からの見晴らしがすごい!
バルセロナを一望!サグラダ・ファミリアや地中海も見えています。
ガウディの至宝、楽しめましたでしょうか。
次は日本人観光客にはあまり一般的でない、バルセロナのビーチの魅力を紹介しようと思います。