今朝の「がっちりマンデー」は最新自転車ビジネス特集だったのですが、そこで紹介されていた「フリーパワー」という商品が衝撃的でした。これは革命的。世界に誇る日本のものづくりだと感じました。
「坂道でもラクラク漕げる=電動アシスト自転車」がこれまでの常識でした。
しかし、この「フリーパワー」を自転車に取り付けると、電気を使わずして、電動自転車のようにラクラク漕げるようになるのです。最初は「そんなの無理だろう」と半信半疑でした。
しかし、この商品を発明した社会保険労務士の浜元さんが仕組みを説明してくれて、感動ものでした。
自転車を漕ぐ際、物理的に足からの力が加わらない瞬間が存在します。ペダルが一番真上と真下に来る瞬間で、「デッドゾーン」と呼ばれています。
このデッドゾーンに足が置かれているときにも、力を加える方法はないかと、浜元さんが試行錯誤を繰り返して発明したのがこの商品。
シリコーンを埋め込むことにより、反発力を利用してデッドゾーンで「アシスト」してくれるのです。サイクルオリンピックで商品化されました。
試し乗りした森永さんは、「上り坂は10倍以上軽さが違う」と評価しました。今年3月から販売を開始して、1000個以上売れているといいますが、これ、すぐに世界的な商品になると思います。
電動アシスト自転車には、本体がとても重くなるというデメリットがあります。しかし、このフリーパワーは、ただアイテムを付けるだけ。そんなに重くならないし、自分の自転車に後から付けることができます。
しかも電動アシスト自転車を買うより値段も遥かに安い。本当に素晴らしい発明です。