2017 サンディエゴ語学留学&アメリカ西海岸縦断自転車旅「ツール・ド・西海岸」

奇跡は余白に舞い込む

投稿日:

アメリカ出発まであと3日。

一週間前と今日では、ぼくの考え方はまるで異なっている。はじめは、アメリカでの3ヶ月間を無駄にしないよう、どんなことをしたいか、細かく書き出していたのだけど、そういうのは、いったん忘れることにした。

とにかく自由に物事を発想し、まっすぐ行動しようとしている。ここ数日、そう考えて行動してみて、流れに乗ることができたから。そしてぼくには、その発想法が合っていると感じたから。

常識で考えることをやめてみた。協賛集めも、それでうまくいきはじめた。会いたい人に会いに行く。欲しいものを「欲しい」と言う。それはとてもシンプルで、強い。やりたいことを素直に伝えることで、人を巻き込めることもわかった。自分もエネルギーが湧いてきたし、人にもエネルギーを与えることができた。

アメリカでは、たくさんのことに挑戦したい。いろんなものを見て感じて発信したい。ただし、「しなければいけない何か」は何もないと考えることにした。To Doリストをひとつひとつ潰すような過ごし方はしない。

現地について、日本にいる間に考えられることなんて想像の世界でしかない。定規を使わないで長さを計ろうとするようなもので、今あれこれと考えても仕方がない。

向こうに行けば、きっと何かやりたいことが出てくる。そのときに、無心でそれをやってみる。トライ&エラーを繰り返す。そしたらきっと楽しいものが生まれる。それをシェアしていきたい。自分の感性を信じて。

今朝、カリフォルニアの写真集を眺めていたときに、どうもカリフォルニアの景色は、綺麗すぎたら面白くないような気がした。一眼レフはもちろん素晴らしいけど、クリアな写真が必ずしも人の心を動かすとは限らない。

直感的に、「写ルンです」で切り取ったら、とてもheartwarmingな何かが生まれる気がして、「写ルンです」の担当者の方にメールを送ってみた。それもひとつの自由な発想。何が起こるかわからないから、こうして色んな種を蒔いている。ダメで元々。小さな行動を気軽に起こしていけばいい。

「奇跡は余白に舞い込む」という言葉がある。

アメリカでのことは、語学学校へ通うということと、自転車旅をするということ以外、何も決めない。起きることを全て楽しむ。自由に料理する。自分の感性を、普段と異なる土地でアウトプットできるのはこの上ない喜び。20代最後の冒険。とてつもなく面白い3ヶ月間になる気がしている。

-2017 サンディエゴ語学留学&アメリカ西海岸縦断自転車旅「ツール・ド・西海岸」
-

執筆者:

関連記事

【DAY6】My bike came back from repairing!!

DAY6 I went to many places and met a lot of people today. After class I ate lunch at Breakfast Repub …

ロサンゼルスでの一日

今日はロサンゼルスで休息日。午前はKyleが仕事なので、ぼくは起きてからパサデナ中心部のカフェへ行った。 おすすめされた「Copa Vida」というカフェで朝食を取ることにした。素敵なお店だ。 日本で …

「日本人だと伝えても、とくにメリットがないんです」サンフランシスコの今と、日本人としての危機感

土曜日の朝。サンフランシスコで人気の「Garden House Cafe」というお店へ行った。 韓国系アメリカ人がやっているカフェらしく、おばちゃんが優しく接してくれた。お客さんの3割くらいは韓国系だ …

【思わずInstagramに投稿したくなる!】サンディエゴのストリートアート5選

サンディエゴの街を歩いていると、いたるところでストリートアート(「グラフィティ」とも)を目にする。小さなものから大規模なものまで、思わずInstagramにアップしたくなるような写真ばかりだ。 今回は …

【ほぼ満席】7月29日(土)アメリカ留学と自転車旅の報告会 開催のお知らせ→追加設定あり

7月29日(土)に、サンディエゴでの語学留学とアメリカ西海岸縦断自転車旅「ツール・ド・西海岸」の報告会を行います。 <概要> 株式会社チェリオ・コーポレーションなど3社からのサポートをはじめ、81名 …