目次
帰りの飛行機で
飛行機を降りるとき、JALのCAさんに話しかけられた。
「あの、自転車で色々回られていた方ですよね?」
「え?あ、はい」
「ゆっくりお話聴きたかったです。ご搭乗ありがとうございました!」
何で知っているんだろう??? と不思議に思いながらターンテーブルで荷物を待っていると、またさっきのCAさん。
「どの辺りを自転車で走られたんですか?」
「サンディエゴからポートランドまでです」
「えー!!そんなにー!?」
「でも、どうしてぼくだとわかったんですか?」
「自転車を預けられている方がいらっしゃることは荷物のスタッフから聞いていて、お客様の顔を見たとき、直感で思いました。きっとこの方だと。もしブログなどあれば教えてください!あとでゆっくり読みます!」
さらにCAさんみんなが旅の成功を祝福してくださり、記念撮影に応じてくださった。
空港からバスに乗って1時間くらい、うとうと寝ていた。目を覚ますと、お台場のあたり。空の色が印象的だった。日本の仕事のあり方や慣習に対して批判的なところはあるけど、やっぱりこの国が好きだなあと窓の外を眺めながらしみじみ思った。この国のためになることを何かしたい。海外で挑戦する日本人を増やしたい。
新しい使命感
無事に帰国し、束の間の休日。実家のある横須賀に帰ってきた。
「お前は色んな国へ行って、生きた情報を発信するのが向いてるよ」
と割と核心的なことを母から言われた。まさに自分でも、同じことを思っていた。
「自らの挑戦と情報発信を通して、日本のプレゼンス向上に貢献すること」
これが「人の自発性に溢れる世の中に」に続く、新たな使命感となった。
直感を信じる
2017年も後半戦に突入している。前半戦は勢い良く駆け抜けることができた。この勢いを止めるのか、維持するのか、それともさらに加速させるのかは、自分次第である。
攻め続けよう、と思っているぼくは今、10月の韓国行きのチケットを調べている(もしソウルか釜山に強いコネクションのある方がいらっしゃったら、ご連絡いただきたい)。
理由はまた後日、話すことにしたいが、正直なところ、直感で物事を決めている。
理性は圧倒的に追いついていないが、しかし追おうともしていない。ぼくは勇気を持って、自分の直感や感性を信じることにしている。「止めたほうがいい」理由を探せばキリがないし、「常識的に」考えれば、こんな行動を取るはずがない。そんなことは自分でもわかっているが、自分の壁を超えるためには、恐れと戦いながらも、この直感に従うべきだ、いやむしろ、ギリギリの理性でこの直感の背中を押すべきだと思っている。
だからぼくはきっと、韓国へ行くのだ。そこに答えがあると信じている。覚悟を持って人生を切り拓いていきたい。
残り11名
7月29日(土)に予定している旅の報告会は、おかげさまで一般参加者が急激に増え、残り11席となった。NHKの方も来てくださることになり、気が引き締まった。
今日は地元の温泉で疲れを癒した。明日から本格的に報告会の準備に取り掛かっていきたい。