語学学校へ通うのも、昨日で最後だった。2ヶ月間はあっという間に過ぎた。
ぼくの英語力が上がったのかはわからないが、様々な国の人たちと友達になれたことが一番の財産である。台湾人と友達になったおかげで、11月に台湾へも行くことになった。そんな展開になるとは全く予想していなかった。
昨日の夜は、先生たちを含め、語学学校のみんなと野球観戦に行ってきた。学校が提供するプログラムで、なんと10ドルで観戦できた。
サンディエゴを本拠地とするサンディエゴ・パドレスのホームゲームだ。
日本のプロ野球も観戦したことがないのに、メジャーリーグを先に観てしまった。各々、ホットドックやハンバーガーを食べながら、ワイワイと観戦をしている。実にアメリカらしい体験ができてよかった。
ブラジル人たちとも仲良くなったから、いつかブラジルへも行きたい。
この球場で、みんなとお別れになった。
仲が良かったポール先生が、
「Yota、君がいなくなって本当に寂しいよ。You made class.」
と言ってくれた。「あなたがクラスを作ったんだよ」と。
ぼくが学校へ入ってきたとき、中国人とその他の国籍の人たちでクラスでは対立が起きていた。喧嘩もあった。そんななか、ぼくは中立的な存在で、どちらのグループとも仲良くした。それでうまく壁を取り除くことができたのかもしれない。
英語で自分の意見を言うことは、慣れないぼくには、なかなか難しかった。それでも、日本で培った協調性やコミュニケーション能力は大いに役立った。だから、クラスの誰とも仲良くなれたし、自転車旅をすることもみんな知っていたから、おかげで少し人気者にもなれた。
英語は、また日本に帰ってからも継続して勉強したい。学校では、英語よりも大切なことを学べた。
そしてまたみんなに会いたい。東京か、それぞれの国で。
Thank you guys!!
I am very happy to meet you!!
We will meet again in Tokyo or in your countries.
Bye-bye!!