12月6日から、ハワイに来ています。そして12月10日、ホノルルマラソンに初出場してきました。
今回のホノルルマラソンは、元フィギュアスケーターの浅田真央さんが出場するとあり、秋頃から話題になっていました。記者会見で「4時間30分を切りたい」とコメントしていたのにつられて、それがぼくの目標タイムになりました。
以前はよく走っていたのですが、最近はまともにランニングができず、ちゃんとした練習は本番一週間前の20km走一度きり。この練習不足からしても割と妥当な目標タイムだと思いました。
ホノルルマラソンで驚いたのは、スタート時間が早朝5時ということ。朝日が昇ると猛烈に暑くなるため、夜が明ける前の涼しい時間帯にスタートするのです。前日は夜9時にベッドに入ったのですが、緊張でなかなか寝付けず、結局3時間しか眠れませんでした。
スタート地点のアラモアナ公園には、大勢の人が集まっていました。今年のフルマラソン参加者は26,371名。うち半数弱にあたる11,727名が日本人です。
スタートの号砲とともに、何度も花火が打ち上がりました。寝不足による不安はありましたが、走り始めてみると意外に足は軽く、また他のランナーたちの勢いにも背中を押され、最初の10kmを1時間ジャストで走れました。
「このまま頑張れば4時間10分くらいでゴールできるかもしれない」
と調子に乗ったのが過ちでした。21km地点を2時間4分で通過と、そこまでは順調なペースで走れていたのですが、22km過ぎから一気に足首やふくらはぎが痛くなり、見事なまでに失速。1km10分近いペースまで落ちてしまい、ひたすら後方からのランナーに追い抜かされて、4時間台でゴールできるかも怪しくなってきました。
マラソンは我慢が重要です。わかっていたつもりでも、初心者なので勢いに呑まれてしまいました。しかし、そんなアクシデントも幸運に変わりました。
なんとか耐えながら走っていると、痛みにも慣れてきて、ほんの少しずつペースを取り戻せてきました。
28km地点の給水ポイントでは、ボランティアスタッフに紛れ込んでいた俳優の佐藤隆太さんからお水をいただく場面も。
そして30km地点。後方から大きな歓声が聞こえ、振り返るとすぐ横に浅田真央さんがいました。あの国民的スターの「真央ちゃん」が、自分と一緒に走っているのです。その夢のような出来事に元気が出てきて、「キツくても絶対に付いていこう」と決意しました。
ラスト10km地点では、金メダリストの高橋尚子さんが応援に登場。その他芸能人もたびたび沿道から真央ちゃんに声をかけていました。あとは反対車線のランナーたちが途切れることなく「真央ちゃん頑張れ〜!」と声援を送っていて、そのたびに手を振って応えていて、眺めているこちらにとっても気持ちの良い光景でした。
さすがにラスト3kmの登り坂は、真央ちゃんもキツそうでした。ぼくもキツく、一時100メートルほど離されてしまいましたが、ゴールまでラスト200メートルのところで追いつき、一緒にゴールすることができました。
こちらは真央ちゃんのInstagramに掲載された写真。ぼくの顔にはモザイクがかけられていますが笑、ちゃんと映っています。
タイムは、4時間34分30秒。4時間半は切れませんでしたが、寝不足だったことや、途中で足がやられたことを考えると、よくここまで頑張れたなと思います。真央ちゃんのおかげで、結果的にとても楽しくレースを終えました。
真央ちゃんの別の投稿にも映り込んでいました。ライフガードのジャージを着ていたので、チェリオの宣伝になったかな。
ゴール後、完走記念Tシャツをゲットしました。
フルマラソン全参加者2万6371名中、真央ちゃん2863位、ぼく2873位!
ゴール地点では3秒早くゴールしましたが、スタートラインの通過が真央ちゃんよりも20秒早かったため、17秒差で負けてしまいました!悔しい!笑
次回は4時間切れるように頑張ります!
テレビ番組「第45回JALホノルルマラソン」はTBS系列で1月13日(土)16時より放送です。ぼくも少し映っていそうなのでぜひ観てください!