お知らせ やってみた 日本

益子焼を仕入れました

投稿日:2017年9月9日 更新日:

先日、陶器の里・栃木県益子町を訪ね、職人さんの工房へ行きました。お話を伺ったのは、小林雄一さん・西山奈津さんご夫婦。

それぞれが陶芸家として作品(芸術としての)を作っていますが、食器を作るときは「NK CERAMICA」という屋号で共同制作されています。

「和食でも洋食でも合う定番の陶器」というのがコンセプトだそう。芯の強さと物腰の柔らかさ、両方を感じるご夫妻で、とても良い方たちでした。

しかし、せっかく良い器を作っているのですが、「発信は大の苦手」とのことで、SNSを始めてみたものの、ほとんど更新できず、またネットでも販売しているけど、結局はイベントでの出店販売がメイン。

これはもったいない、と感じました。ちゃんと彼らの器の魅力が伝われば、きっとファンも増えるはず。そしたら、作り手と使い手、双方にとってハッピーです。自分の発信や文章の力で、何かできないかなと思いました。

 

そこで、器を仕入れさせていただいて、自分で売ってみることにしました。

そして、注文していた器が最近届いたのですが、

 

ん?

 

仕入れ過ぎました(爆)

写真の2倍はあります。

これ、売らないといけないんですけど、どうしたら売れるんだろう?(笑)

今日、友人と戦略を考えていたのですが、3時間近くアイデアを出し合うも、なかなかピンとくる作戦が見出せず、宿題として持ち帰ってきたのですが、何か良いアイデアあったらぜひ教えてください!

それと、「この益子焼を買いたい!」という方がいましたら、ぜひ買ってください!あるいは、買ってくれそうな方を、ご紹介ください!

この職人さん、普段は益子でしか売っていないので、東京で購入できると思えば、交通費分、安いです。

仕入れた器は、カップ、マグカップ、ご飯茶碗、ボウル、豆皿、鉢の6種類で、それぞれカラーがあります。

価格は1000円(豆皿)から、一番高いのでも3000円(ボウルと鉢)です。

湯飲みに使えるカップが1600円。ご飯茶碗が2000円。マグカップが2200円です(全て税抜き価格)。益子焼ってとても有名で、もっと高いかと思っていたので、結構驚きました。手作りにしては、かなり手に入れやすい価格です。

 

品質は、とても良いです。とくに気に入っているのは、真ん中の鉢。

「手にとってみたい」という方は、代官山に実物があるので、ぜひお越しください。

 

最近は、100円ショップでも、器を買うことができてしまいます。

でも、益子の職人さんの手作りの器って、言ってみれば生活の道具でありながら、「芸術作品」でもあるわけです。これまで器に興味がなかった方も、

「数千円で、食事の時間が豊かになる」

と考えたら、これはとても良いことなのではないかなと思います。

ぼくも、少しずつ器の勉強をしようと思います。

器の販売を通して、商売の心得を学ぶ旅。

目指せ完売!

-お知らせ, やってみた, 日本
-,

執筆者:

関連記事

雑誌にエッセイを寄稿しました

プレジデント社が編集している雑誌で、巻頭エッセイを書かせていただきました。 毎月6000部発行されている浜銀総合研究所の機関誌『ベストパートナー』という雑誌で、横浜銀行の主要取引先である、神奈川県内の …

【香川県】知られざる絶景!「日本のウユニ塩湖」父母ヶ浜(見頃、アクセス、バス、駐車場、干潮情報まで)

この7年間、旅行の仕事に携わってきたので国内外の多くの観光スポットを訪れてきました。あるいは世界中の「絶景」と呼ばれる場所を、本や雑誌で目にしてきました。大概の「絶景」には見慣れていたからこそ、香川県 …

【お知らせ】旅雑誌『LOCKET』への寄稿が決まりました。

25歳の若き編集長・内田洋介さんは、2年前からインディペンデント・トラベルマガジン『LOCKET』を発行しています。 先日突然メールをいただき、今日の夕方初めてお会いしてきたのですが、驚いたのは、この …

都内の老舗和菓子屋を自転車で巡るサイクリングツアー「ツール・ド・和菓子」

和菓子の名店を自転車で巡る、「ツール・ド・和菓子」という企画が生まれたのは、2013年秋のこと。 きっかけは、とんねるずの「食わず嫌い王決定戦」だった。ゲストが手土産を持参するシーンを観ていて、「人と …

【2018年12月28日更新】これまでに外部メディアで書いた記事をまとめました

2017年にライターとして独立して以来、様々な外部メディアで記事を書いてきました。その一覧ページを作成しました。随時更新していきます! ※お仕事のご依頼・ご相談はこちらからお願いします↓ お問い合わせ …