今年2月9日、ストライプインターナショナルがホテル併設型のグローバル旗艦店「hotel koe tokyo」を渋谷にオープンしました。
1階はおいしそうなパンが並ぶおしゃれなカフェ。2階はアパレルや雑貨のフロア。そして3階が10室を備えたホテルフロアとなっていて、昨日の記事でも紹介したとおり、ファッション、音楽、食、宿泊といった多様なコンテンツを盛り込んだ「ライフスタイル型」の施設になっています。
このビルの上層部、5〜9階はウェディング事業を手掛けるエスクリがオープンした「ラグナヴェール アトリエ(LAGUNAVEIL ATELlER)」が入っていて、なんと結婚式場とコワーキングスペースを組み合わせた新施設。
背景には、挙式披露宴・披露パーティー市場の縮小があります。近年、結婚しても式を挙げない「ナシ婚」層が増加しており、これにエスクリは手を打ちました。
女性を対象にしたセミナーの会場としても利用することで、将来ここで結婚式を挙げたいと思う人を増やす狙いがあるのだとか。なるほど〜と思いました。
実際に結婚式場としての利用が始まるのは秋からだそうですが、7月からは待合室を平日のみ・女性限定の会員制コワーキングスペース「la billage」としてオープン。
コワーキングスペースの利用は月額7000円と、この立地にしてはかなり安いなと感じました。
エスクリとのコラボでシェアスペース事業の運営を行うMJEの大知昌幸代表取締役は、
「ウェディング業界では、結婚式が土・日中心であることから、平日の式場が遊休施設になってしまうという慢性的な課題を抱えている。その中で、エスクリでは、ハイスペックで超好立地の式場施設を持っているのに加えて、女性の活躍推進の取り組みにも力を注いでおり、当社のシェアスペース事業とかけ合わせることで、遊休施設の稼働率向上につながるのではないかと考えた」
と話します。
7月のグランドオープンに先立ち、6月下旬に内覧会を開催するそうです。詳細はこちら