先日の記事「これから始まる自転車旅と、資金面の不安」の中で、自転車旅へのカンパを募らせていただいた。
学生時代だったら「ちょっと応援してやるか」となるかもしれないが、もう立派な社会人。もちろん遊びの旅行ではないが、正直、批判を浴びるリスクも覚悟のうえで書いた。しかし、皆様からいただいたのは、思ってもいなかった反応だった。
「こうして洋太さんが頑張っている姿、挑戦している姿をみて、刺激を受け、そこから誰かの中で何かが生まれてくれたらいいなと思ってます」
「やりたいことにチャレンジする中村さんの応援をする機会を逃したくないと思い、コンタクトさせていただきました。・・・その代わりと言ってはなんですが、引き続き、中村さんの素晴らしい感性で日々の体験を記事にして還元いただければと思います。いつも通勤時間に見ては、いろんな示唆をもらっています」
というメッセージをいただいたり、あるいはまだ学生の方も、
「現在は就職活動中で、洋太さんの日記を読み、その自らの手で人生を切り開いてる様子に勇気付けられました。何より、自ら行動を起こして世界を感じてみたいと自分も思ったのです。そんな元気をもらった洋太さんがアメリカで自転車旅に出られるとのことで、その日記も楽しみでなりません!後輩が生意気かもしれないですが、ぜひ応援させてください!!」
と話してくださった。本当に、嬉しかった。
既に30名以上の方から、「カンパします」とメッセージをいただいた。学校に行ったら、クラスメイトまで協賛してくれてビックリした。いつもブログを読んでくれていたそうだ。
「1000円ほどで気持ちばかりですが」とおっしゃった方もいたが、とんでもない。社会人になって、1000円稼ぐことの大変さを知った。金額以上に、気持ちが嬉しい。「これだけの方に応援されている」とわかっただけでも、エネルギーをもらえた。迷うことなくこのチャレンジをやっていいのだと、背中を押された。
人とは異なる生き方をしていると、「この道で大丈夫だろうか」「道を間違えていないだろうか」とときどき不安になる。自信のなさは、そのままアウトプットの質に影響する。だから今回、カンパを募ってみてむしろ良かった。
本当に足りていなかったのは、お金以上に、自信の方だったのかもしれない。金額以上に得られたものは大きい。これから一人旅をするが、ぼくは決してひとりではない。みんなと同じ「何か」を見て、目的地まで走りたい。自分の夢が、みんなの夢になってきていると感じる。ぼくは日本を元気にしたい。
分部くんからのメッセージにも驚いた。
「もうすぐ誕生日だから、自分への誕生日プレゼントとしてカンパします」
と粋なことを言ってくれた。「与える」ことの意味を考えさせられた。
皆様、本当にありがとうございます。目標額の1/3程度が集まりました。1000円でも500円でも嬉しいので、引き続き、カンパを募らせていただきます。Facebookのメッセージか、Contactフォームからご連絡いただけたら幸いです。
協賛者のお名前を、自分が着るライフガードジャージに書かせていただきます。「皆様と一緒に」ゴールのポートランドを目指します!そして冒険を共有します!