2017 サンディエゴ語学留学&アメリカ西海岸縦断自転車旅「ツール・ド・西海岸」 何度も読み返したい日記

舞い込んだ流れに反応するフットワークの軽さが、更なる運を引き寄せる。

投稿日:

いよいよ明日、アメリカへ出発します。

この一週間は、毎日不思議なことが波のように押し寄せています。昨日は帰国後の講演依頼をいただいてしまいました。講演のテーマは、「突き抜ける生き方」だそうです。ふと「突破する力」というテーマで、大学卒業前にインタビューを受けたときのことを思い出しました。

ぼくが掲載されたのは、早稲田スポーツ新聞と朝日新聞のコラボ企画で生まれた特別号外記事でした。読み返していたら、興味深い一文を見つけました。

「今回の取材にあたり、中村にはTwitterでコンタクトを取った。突然の依頼だったが、『明日の午前なら空いています』と翌朝には取材を実施できた。中村は自分の元に舞い込む様々なものを『流れ』と呼び、できる限り全て受け取るようにしているそう。舞い込んだ流れに反応するフットワークの軽さが、更なる運を引き寄せる。(「人生の壁」を突破するうえで助けになっている力として)彼がランキング上位に挙げた運と行動力を表すエピソードだ」

まさに、この一週間で起きた「流れ」と共通しているし、その「流れ」を引き寄せるためのマインドが完全に一致していました。

「舞い込んだ流れに反応するフットワークの軽さが、更なる運を引き寄せる」

これだと思います。

「DJI JAPAN」に飛び込みをした日の夜、運良く社員の方とコンタクトが取れて、「明日来ていただけますか?」と聞かれたので「いいとも〜」と、ではなく(笑)「行きます」と答えました。それで翌日お会いして、さらに「担当者に紹介したいので、また近いうち会社に来れますか?」と言われので、「明日行きます」と回答。3日間連続で会社に訪問することになりましたが、トントン拍子で協賛が決まりました。

ぼくは普段の過ごし方は極めてゆるいですが、勝負すべきところでは一気に畳み掛けにいきます。人に会いたいと思ったら、可能ならばその日、無理ならば翌日と、とにかくお互いのエネルギーが冷めないうちに勝負を仕掛けます。ビビッときたらサクッと行動です。

もしも、「ちょっと出発前の準備で伺うのは難しそうです」なんて言っていたら、絶対協賛は決まらなかったと思います。他の企業に関してもそうです。

信頼を勝ち取りたかったら、何よりも優先して会いに行く。パッと。その俊敏性、機動力、スピード感はとても大切です。時間をかければかけるほど、運が逃げていってしまう気がします。

取材を依頼されたときの、「明日の午前なら空いています」という何気ない言葉が、自分らしくて好きです。昔も今も、全く変わっていないなと、読み返して思わず微笑んでしまいました。

-2017 サンディエゴ語学留学&アメリカ西海岸縦断自転車旅「ツール・ド・西海岸」, 何度も読み返したい日記

執筆者:

関連記事

【ツール・ド・西海岸 第9ステージ】山を越えてシリコンバレーへ。名門スタンフォード大学を見学!

自転車でアメリカ西海岸縦断の旅 ツール・ド・西海岸 第9ステージ Santa Cruz(サンタ・クルーズ) 〜 パロ・アルト(Palo Alto) 92km   朝、目覚めたら、8時半。 あ …

「目が見えないから『見える』こともある」辛坊キャスターと挑んだ太平洋横断。全盲のセーラー岩本光弘さんの挑戦は続く。

まさか日本から遠く離れたサンディエゴで、岩本光弘さんにお会いする機会に恵まれるとは思ってもいなかった。2013年に、ニュースキャスターの辛坊治郎さんとともにヨットでの太平洋横断にチャレンジされた全盲の …

不安のドン底に、自分の美しさが眠っている

昨夜、猛烈な不安に襲われました。 独立したらあれやったりこれやったりとか、これまで威勢のいいことたくさん言ってたんですが、恥ずかしい話、ひとつひとつを現実的に考えたときに、不安しか残らなくて。 面白い …

情報は発信する人に集まる

自分が好きなことや興味のあることを発信したり、どんな人間であるかを表明することは、自分にとっても相手にとっても有益なこと。直接の会話で伝えてもいいし、ブログやSNSでもいい。 「これが好き」と言えば、 …

【DAY24】「ぜひオフィスに来てもらって、広報の仕事のアドバイスをしてほしい」→実際に行ってみた!

サンディエゴでのルームメイトのひとりに、岡田健太郎くんという日本人がいる。 大阪府出身の23歳で、2016年3月に関西大学を卒業後、サンディエゴに留学。UCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)のビ …