2017 自転車で台湾一周の旅「ツール・ド・台湾」 台湾

【自転車旅(環島)】「ツール・ド・台湾」(1)台北〜新竹

投稿日:2017年11月5日 更新日:

台北のパワースポット「龍山寺」で安全祈願をしてから、いよいよ台湾一周自転車旅「ツール・ド・台湾」がスタートしました。

ツール・ド・台湾 
第1ステージ
台北〜新竹 85km

龍山寺を出発する際、通りかかったおばちゃんに話しかけられ、「今から自転車で台湾一周」と言うと、持っていたりんご(?)をくれました。

そしてこの現場をたまたま見ていたという見知らぬ日本人の方から、Facebookで連絡をいただきました(笑)

慣れるまでドキドキしましたが、台湾は非常に走りやすい国でした。

まず、道が滑らか。これは高ポイントです。日本でさえ、粗めのコンクリート舗装の道は多くあり、少しガタガタしながら走ることになりますが、今日走った限りでは、ほとんどの道が滑らかでした。スイーっと進みます。

バイクが多いのは仕方ないですが、さほど危険は感じません。

また、とにかくサイクリストが多く、今日は日曜日だったこともあり、向こう側から多くの自転車集団とすれ違いました。日本と異なり、年配の方も非常に多いのです。さすがはGIANTの国。国民的スポーツだな〜と感じました。

台湾一周は「環島」と言うので、この標識に従っていけばOKです。

今日のルートでおもしろかったのは、三峡の街です。着いたときちょうどお昼でお腹が空いてきたので、繁華街を歩きました。通りはすごい活気でした。

「牛角」という看板のお店がたくさんあり、肉のお店かな?と思ったら、いずれもパン屋さんでした。なにやら、クロワッサンのような形のパンがたくさん並んでいます。

よく見ると、牛の角の形をしていました。だから「牛角」なんですね。どうやら三峡の名物のようです。いろんな味があり、試しに抹茶小豆味を買いました。80円くらい。

抹茶を練りこんだ生地の中にあんこが入っていて、おいしい!「台湾はパンのレベルが高い」とよく聞きますが、本当ですね。

さて、お昼。ローカルなお店を選ぶ際は、地元の人で賑わっているお店は、まず間違いない。ちょっと入るのに勇気が要りますが、だんだん慣れてきました。

匂いに誘われて、「涼麺」と書かれた麺のお店に入りました。冷やし中華のような冷たい麺に、ゴマだれをかけて、お好みでラー油をかけて食べるシンプルなものですが、非常においしかった。150円。

お店を出ると、長く続く赤レンガの家並み。これは素晴らしい。

「三峡老街」です。

どうやら昔から商業で栄えた街だそうで、三峡は台北から日帰りで訪ねるのにピッタリだと思いました。

のんびりしていたら、時間が結構たってしまいました。セブンイレブンでポカリスウェットを買って、午後はひたすら走り続けました。

たかが85kmと思っていましたが、なぜか疲れました。

今回は自転車に荷物を一つもつけておらず、全部リュックに背負っているからかもしれません。重くて、肩の負担がたまりません。

ゴールの新竹に着いたのは、17:00過ぎ。こんなに時間がかかるとは思っておらず、少しショック。昔のような無尽蔵の体力はもうありません。まあ無理せず頑張りましょう。

ゲストハウスにチェックインしたら、ぼくのベッドになんかいました。

夜はとんこつラーメンと餃子を食べました。店名は「写楽」

スタバで睡魔に襲われながら、このブログを書いています。コーヒーも効きません。

明日は台中へ向かいます。

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