インタビュー

「お出かけプラン共有サービス『Holiday』で地域を元気に」谷里穂さん

投稿日:2015年10月16日 更新日:

f:id:yota1029:20151016044828j:image

 
「たとえば、震災の前に福島と関わりを持っていたのといなかったのでは、震災後の自分の行動って変わってくると思うんですよ。離れていても、自分事になるから。私は社会の無関心をなくしたい。だから、お出かけを通して、たくさんの人が地域と関わりを持ってほしいなって」
 
サッカーでプロを目指し、一時は日本代表候補に選ばれたこともある谷里穂さん。しかし高校時代の怪我で夢は断念。
 
その後に様々な出来事や出逢いがあって、学生時代にお出かけプラン共有サービス「Holiday」を仲間と立ち上げました。現在はクックパッドのサービスとなりました。
 
毎週末に日本各地を訪ね、地域の人が地元の魅力を再発見するためのワークショップを開くこと。それがコミュニティマネージャーとしての谷さんのお仕事。自らの足で訪ねることを大切にしていて、やはりその中で日本の魅力に気付くことが多いのだそうです。
 
自分の頭で考えたこと、身体で感じたことを大切にする素敵な方でした。自然が好きで、今はトレイルに挑戦するため、身体を絞っているのだそう。真剣なのに人をリラックスさせる。そんな彼女の魅力を感じました。

-インタビュー

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

「パジャコレ」を生んだ泉愛さんは今

数年前、パジャマを着た女の子たちがファッションショーを行い、SNS上の話題をさらっていた。 「パジャコレ」と名付けられたそのイベントを考案したのは、当時青山学院大学に在学していた泉愛(いずみ・あい)さ …

美容師から映像の世界へ。異色のクリエイター由井友彬さんが映し出す美しきカリフォルニア

今から1ヶ月前のこと。Facebookのタイムラインに流れてきた映像に、目を奪われた。それは、ドローンを使って撮影した、カリフォルニアの美しい映像だった。 (上空からだと、こんな風に見えるんだ・・・) …

「日本からしかできないことを」スーチーさんの盟友がミャンマーに帰らない理由

ノーベル平和賞の盟友が近所でラーメンを作っていた 「この写真は何ですか?」 以前、レジの横に飾ってあった写真について、尋ねたことがあります。 「これは、2013年にアウンサンスーチーさんが日本に来たと …

「多様性を受け入れ、違いを愛せる社会を創りたい」Culmony代表・岩澤直美さんの想い

チェコと日本のハーフとして生まれた岩澤直美さんは、現在、早稲田大学の2年生だ。しかし、学校の外に出れば、彼女は「起業家」としての顔に変わる。子ども向けに英語で多文化教育を行う「Culmony」(カルモ …

「目が見えないから『見える』こともある」辛坊キャスターと挑んだ太平洋横断。全盲のセーラー岩本光弘さんの挑戦は続く。

まさか日本から遠く離れたサンディエゴで、岩本光弘さんにお会いする機会に恵まれるとは思ってもいなかった。2013年に、ニュースキャスターの辛坊治郎さんとともにヨットでの太平洋横断にチャレンジされた全盲の …