目が覚めるとひどい筋肉痛。太ももとふくらはぎの筋肉は壊滅状態。
ツール・ド・ヨーロッパ
第41ステージ
フィレンツェ観光
フィレンツェでは、地元横須賀市(お店は逗子)で美容師をしている笠谷さんに紹介していただいた、フィレンツェの美術大学に通う日本人のユリアさん宅に泊まらせていただいています。
朝食を食べてから、フィレンツェの美容院に行ってみた。この美容院のオーナーであるジョーさんも、笠谷さんの友人。「ぼくはKasataniの友人です」というととても喜んでいた。
店名は「hair-force」 hを取ったら映画のタイトルになってしまう。
まだそんなに髪は長くないが、多くの日本人がヨーロッパの美容院事情に興味があると思ったので、実際に髪を切ってみた。以前日本で切った時の写真を見せて、「こんな感じで」と言った。
一連の流れは特に日本と変わりはない。まず髪を洗って、切って、最後にまた軽く洗う。髪を洗い方は少し大雑把だった。耳の中に結構水が入る。日本の美容院はシャンプーがすごく丁寧だから、その点は少し気になった。髪を切る技術に関しては、上手だった。もっともこれは個人の技量によるから、日本もイタリアもあまり関係ないかもしれないが。
髪を切っている間は、iPadを貸してくれた。これはこの店のアイディアなんだろうが、日本でやったら面白いかもしれない。
ヒゲも剃ってくれた。ここまで伸ばしたのは初めてだから、なんか剃るのはもったいないような気もしたが(笑)、どうせ日本に帰るまでにまた伸びるから全部剃ってもらった。スッキリ。
ジョーさん、ありがとう!
あんまり変わってないような気もするけど、前と比べると結構違う。やっぱりヒゲが大きいか・・・
金額は20ユーロだった。結構安い。
それから観光に出かけたが、すぐに雨が降ってきた。なんとか傘がなくても大丈夫な程度。
最初に行ったのはサンタ・クローチェ教会。
内部はとにかく広い。
14世紀に建てられたこのゴシック建築の教会には、多くの芸術家たちが眠っている。
ミケランジェロの墓
ガリレオ・ガリレイの墓
こちらはジョット作『聖フランチェスコの死』
ジョットは、アッシジのサン・フランチェスコ教会にある有名な『聖フランチェスコの生涯』を描いた画家である。
建築家ブルネッレスキの代表作、バッツィ家の礼拝堂は、彩色テラコッタという青色の装飾が美しい。
橋を渡って小高い丘の上にあるミケランジェロ広場にやってきた。
ここからの眺めは素晴らしい。絵葉書に使われている景色だ。
右側、一番目立っている建物がサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。『花の聖母寺』とも言われ、正に『花の都』フィレンツェの象徴となっている。
フィレンツェ最古の橋、ヴェッキオ橋を渡って向こう岸に戻る。
ヴェッキオ橋には宝石店が集まっている。橋の左右どちらを見ていてもキラキラ輝く高級な宝石ばかりで目が疲れる。
橋を渡ると、シニョリーア広場が姿を現す。ここに建つヴェッキオ宮は、かつてのフィレンツェ共和国政庁舎。
大聖堂までやってくると、雨が本降りになってきた。
これじゃ傘がないと耐えられない。今日の観光はここまでにした。でも昨日雨が降らなくて本当に良かった。もし山の中で降っていたら絶望的だったな。
大聖堂に隣接するジョットの鐘楼。登ると眺めが良いらしい。
帰りにジェラートを食べた。とにかくフィレンツェの街はジェラート屋さんが多い。
観光地にしては、これで2ユーロは安い。2つの味を楽しめた。
写真の見た目は良くないけど、結構量もあるしおいしかった。
夕食はユリアさんがご飯を作ってくれました!日本食!
42日ぶりの味噌汁はおいしかったぁ・・・。やっぱり和食がいい・・・。
ありがとうございました!