小籠包の人気店「正好鮮肉小籠包」で朝ごはん。
ツール・ド・台湾
第13ステージ
宜蘭〜礁渓 15km
小籠包10個80元と酸辣湯30元。計420円でお腹いっぱいになります。
搾りたてのグレープフルーツジュースを買ってホテルへ。
どこで買っても、必ず飲み物には蓋がされてビニール袋に入れてくれるので、自転車でも持ち運びしやすいです。
宿をチェックアウトして、宜蘭から隣町の礁渓へ走りました。
ついに「台北」の文字が。
30分ほどで着きました。
礁渓は温泉街です。東側に海、そして背後に山がそびえているので、街の雰囲気だけではなく地理的にも別府に似ています。
豆乳の人気店「漿様子 濃い豆乳」を訪ねました。なぜ「濃い」と日本語なのでしょうか。
色々な味があり、試飲させてくれました。
これは、豆乳のサードウェーブ系ですね。勝手に言ってしまいますが、ハマるおいしさです。そして容器が良い。
カカオ、抹茶、ゴマ、全部おいしいけど、プレーンも最高。SoyPressoと書いてあるとおり、濃さがウリです。
次に、パニーニの人気店「初 firstday food」へ。
出てきたプレートにびっくり。
こんなことされるので、日に日に台湾愛が増していきます。
店員さんもフレンドリー。同じ柄のTシャツがかわいいです。
ゲストハウスも、本に紹介されていたところを選びましたが、デザインが素敵でした。
「ゲストハウスにも温泉があるんだけど、今工事中だから、近くの森林温泉に入ってきてください。あとで入湯料をキャッシュバックします」
もともと行こうと思っていた温泉だからラッキー!
礁渓温泉は、台湾では珍しく、水着不要の裸湯を楽しめる場所です。
日本と同じような温泉で、とても気持ち良かったです。台北からもバスが出ているそう(所要約1時間半)なので、日帰り温泉スポットとしてお勧めしたいです。
海鮮麺(340円)からの
たこ焼き(6個入り170円)で締め。
おかげさまで、先日の記事がすごいことになっています。SNSで拡散して、たくさんの方に読んでいただくことができました。
「台湾の東海岸で、訪ねてほしい人がいる」
18年前、兄が高雄行きの鉄道を乗り間違えていなかったら、この話は生まれませんでした。人生の不思議さと美しさを感じた一日でした。https://t.co/wbshamFSQx— 中村洋太(自転車で台湾一周中) (@yota1029) 2017年11月15日
700RT越え。ブログを更新して、こんなにリツイートされることはなかなかありません。アクセスがすごい。
バズらせるのが目的であれば、「兄弟で果たした18年ぶりの再会」みたいな、わかりやすいタイトルにしていたでしょう。
ぼくが嬉しいのは、バズらせようと意図せず、リラックスして書いた記事がバズったことであり、ぼくがライターだと知らない方から「文才がありますね」と言われたことです。そして有名メディアなく個人ブログ。
肩書きや体裁ではなく、記事の中身で判断してもらえたということがライターとしては何よりも嬉しいです。
あとは大きな峠を二つ越えれば、ゴールの台北です。
今年最後の自転車旅。ラスト、頑張ります!