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【考察ログ4】若さのパラメータ

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年齢的な若さよりも、気持ちの面での若さがとても大切な時代だと感じます。「歳取ったな」と感じている35歳よりも、「俺はまだまだ若い」と感じている65歳の方が遥かにかっこいいし、人もついてきます。

また、年齢が上だから得をする時代でもありません。経験が浅くてもプログラミングができる10代の方が重宝されます。

年齢というのは、「若さ」のパラメータのひとつに過ぎません。他のパラメータをいじくれば、若くなれるはずです。

では、年齢以外の「若さ」のパラメータって何でしょうか?

それを考えるときに、先日ドイツの知人であるキーツマン智香さんが面白いことをブログに書いていました。

若い人達と話すのは楽しいです。

同年代や年上の人と話すのが楽しくないというわけではないけれど、若い人は何かが違うなと思う。何が違うのかなと考えて思い当たったのは、「若い人達の多くは、まだ結論が固定されていない」ということです。思考が未来に向かっていて、オープンエンドなのです。若い人達はそれぞれ意見を持っていますが、自分自身の意見にまだあまり縛られていないという印象があります。だから、こうかもしれないね、ああだといいねと一緒に考える楽しみがあるなあと。

年を取って来ると誰しも多かれ少なかれ思考が固まって行くのでしょう。それは、経験を重ねるうちに何かがわかった気になるということかもしれませんし、特定の思考パターンが癖になって、他の発想がしづらくなるということかもしれません。それとも日々の生活が忙しくて新たにいろいろ考えるのが億劫になるからでしょうか。

「自分の中の常識を疑うこと その1」より)

この記事を読みながら、

・結論が固定されていない、決めつけない
・自分自身の意見に縛られていない
・特定の思考パターンの癖ができていない

というのが、「若さ」のパラメータのひとつではないかと考えました。

これは自分にも当てはまる問題で、一度成功体験を持つと、そのやり方に囚われることが多くなってしまいました。「こうしたらうまくいったから、同じやり方でもう一度やろう」と。

どうして「この問題に対して、今度はこうやってみようか」と別の視点、別の角度から試せないのでしょうか。失敗が怖いからでしょうか。

しかし、いろんな人を見ていると、新しい物事にチャレンジしている人の方が、やっぱりエネルギーを感じるし、こちらも元気になってきます。

そう、成功とか失敗とか、他人はそんなに気にしていないんですよね。当事者になると、失敗したらどうしようとか思うんだけど、他人は成功したか失敗したかでそこまで人を評価しない。むしろチャレンジしたかどうかで、見ているのかなと。

あとは「この人の近くにいると元気になるか、ならないか」ということも、本能的に感じ取っていると思います。

・新しいチャレンジができる
・失敗を怖れない
・元気がある、行動力がある、エネルギーを放出している

これも「若さ」のパラメータのひとつだと思います。

こうやって考えていくと、若さの要素はたくさん出てくるので、実際の年齢なんて大して重要でないことがわかります。

・評論家にならない

というのもひとつだと思うので、ぼくはもう若さについて考えるのはやめて、自分の思考の癖を取り払って、何度失敗しても新しいチャレンジをしていきたいです。実験する楽しみを忘れずに。

・思い込みを捨てる。

あるいは、「こうだと思っていること」に対して、あえて逆のことをやってみる。その方が、

・何事も楽しめる

と思いました。

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