以下の記事で書いたように、先週コリン性蕁麻疹が再発して焦ったのですが、意外なことに、それからの状況はむしろ良い方向に進んでいます。
コリン性蕁麻疹が再発した翌日から一週間毎日サウナに通ったのです。「サウナで汗を出す→冷やす」を毎回3セット。すると、汗腺機能が改善された模様で、日に日に症状が軽くなっていきました。あれから一度もコリン性蕁麻疹は出ていません。
暖かいカフェなどにいても、「以前だったら、この温度で痒みが出ていたな」という場面で、何も起きないか、起きたとしてもほんの少しピリっとした痒みが出る程度。
たった一週間でここまで効果が出ているので、このままサウナ通いを継続していけば、おそらく状況はさらに良くなっていくでしょう。
ぼくの現状を整理すると、「特発性後天性全身性無汗症(AIGA)」という指定難病は、5〜7月に入院して行った3度のステロイド・パルス療法により、一旦治っています。理由は、今は全身の75%以上から汗が出ているからです。
ただし、コリン性蕁麻疹が再発したことから、おそらく以下のことが予想できます。
・汗を出さない日が長く続く
→温まった時に身体の痒みが出る
→コリン性蕁麻疹が再発
→さらに放置
→特発性後天性全身性無汗症(AIGA)が再発
上記リスクを減らすためには、今は「毎日汗を出し続けることが重要」と認識しています。ぼくはこの認識が甘かったので、先週コリン性蕁麻疹を再発させてしまったのです。
少し前まではランニングを継続していたのですが、11月に入り寒くなってくるにつれて、汗をかきづらくなってきました。おまけに、汗が出るまでの時間は強い痒みが出てきました。すると、
・秋〜冬はランニングしても、汗が出るまで痒くて辛い
→走る気が失せてくる
→走らない(汗を出さない)日が数日続く
→温まった時に身体の痒みが出る
→コリン性蕁麻疹が再発
ということになるのです。それを避けなくてはいけなかった。
コリン性蕁麻疹は、春〜夏は比較的楽で、秋〜冬が辛い。この認識が重要です。
とくに夏は、放っておいても暑くて汗が出るので、何もしていなくても発汗機能が保たれます。
しかし、秋が深まるにつれて、発汗機能が急激に落ちてくる。なぜかはわからないけど、この病気の人はそうなのです。
だから、サウナに通ったりすることで、発汗機能を保ち続けるのが効果的です。宇宙飛行士が筋肉の衰えを防ぐために筋トレするように、ぼくも冬の間は毎日サウナに通うしかない。こればかりは嘆いていても変わらないから、状況を受け入れるしかない。
ただ、希望を持てるのは、サウナ通いを継続して1年ほどでほぼ完治したという人たちの存在です。
以下の2名の記録は、とても価値のあるものだと思います。
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