何度も読み返したい日記

リスクは、本気になれない環境にとどまり続けること

投稿日:2016年6月1日 更新日:

ここ数日、ハッとさせられる言葉にいくつか出会った。

「不安定な道を選ぶことをリスクだと恐れる人が多いけれど、僕にとって一番のリスクは、本気になれないこと。大切ではないもののために本気になれない場所にとどまり続けることが、一番のリスクなんです」

そう話すのは、芦名佑介さん。アメフトU-19日本代表キャプテン、プルデンシャル生命保険で史上最年少の営業所長、その後ハリウッドで俳優デビューするという、異色中の異色の経歴の持ち主。彼は数千万円という年収から、無職になり、一気に収入ゼロになった。しかし、安定よりも、本気になれる今の環境を幸せに感じているようだ。

 

「どうやら、『知識を詰め込むほど生きやすくなる人』と、『知識を詰め込むほど生きにくくなる人』がいるらしい」

twitter でたまたま目にしたこの言葉も、発見だった。

自分は間違いなく後者で、知識によって行動が制限されていると感じることがたびたびある。あるいは過去を振り返ったとき、「何も知らなかったからあんなことできたんだな」と思うこともある。必要以上に知りすぎることのないよう、自分の中でバランスを取りながら生きていきたい。

 

「自己犠牲をベースにした人間関係は不毛だけれど、幸せをベースにした人間関係は時に乾燥しがちな人生に潤いと意味をもたらす。「誰かのために」よりも、まずは「自分のために」というシンプルさこそが、逆説的でも、結果として周りを幸せにしていくのだろう」

国連職員の田島麻衣子さんの発言も、響いた。

誰かのために、よりも、自分のために。それが結果として、誰かのためになっていく。

-何度も読み返したい日記
-,

執筆者:

関連記事

情報は発信する人に集まる

自分が好きなことや興味のあることを発信したり、どんな人間であるかを表明することは、自分にとっても相手にとっても有益なこと。直接の会話で伝えてもいいし、ブログやSNSでもいい。 「これが好き」と言えば、 …

お客様が教えてくれた「人生は心に思い描いたとおりになる」という話

「ここ、座ってもいいですか?」 ぼくが海外ツアー添乗員の仕事をしていたときの話です。ルーマニアの首都ブカレストへ向かう列車の中で、お客様のNさんが向かいの席にやってきました。 この方は日本初のプロテイ …

才能は悔しさの中にある

「悔しさを感じろ」と言われたときに、すごく違和感を覚えた。 やること全てに対して悔しさを感じられる人はすごいなあと思うけど、ぼくはそうじゃない。負けたり、失敗しても、悔しさを感じないことがある。そうい …

「あんたは可愛げがないのよ」という言葉から考えたこと

今年3月、テレビをつけると、美川憲一さんと坂口杏里さんが1対1で口論していました。TBSの「今夜解禁!ザ・因縁」という特別番組で、番組の企画とはいえ、真剣でした。 5年前、金銭トラブルやセクシー女優転 …

不安のドン底に、自分の美しさが眠っている

昨夜、猛烈な不安に襲われました。 独立したらあれやったりこれやったりとか、これまで威勢のいいことたくさん言ってたんですが、恥ずかしい話、ひとつひとつを現実的に考えたときに、不安しか残らなくて。 面白い …