みなさんは、「LGBT」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
近年、日本でもだいぶ一般的になってきましたが、数年前まではほとんどの日本人にとって馴染みの薄い言葉でした。
L=レズビアン
G=ゲイ
B=バイセクシュアル
T=トランスジェンダー
順番に、女性同性愛者、男性同性愛者、両性愛者、生まれたときに法律的/社会的に割り当てられた性別とは異なる性別を生きる人のことを指しています。
では、そのような人たちは日本にどのくらいいるのでしょうか。
※電通ダイバーシティ・ラボの2015年の調べ(全国69,989名にスクリーニング調査を実施)では、日本の人口の7.6%存在すると言われています。(Tokyo Rainbow Pride公式サイトより)
日経ビジネスが「LGBT あなたの会社も無視できない」という特集を掲載したのは2015年8月24日号。そして2015年11月には東京・渋谷区が同性パートナーに対して「パートナーシップ証明書」の交付を始め、大きな話題となりました。
同性パートナーの権利を認める自治体やLGBTに配慮する日本企業が増えるなど、LGBTの権利についての意識は大きく変わってきています。
ところで、現在ぼくが学校に通っているサンディエゴの「ヒルクレスト」というエリアでは、レインボーの旗を多く見かけます。このレインボーフラッグは、LGBTの尊厳と社会運動を象徴する世界共通の旗。サンフランシスコのLGBTパレードでこの旗が生まれてから、もう40年近くが経つそうです。
この「ヒルクレスト」は、サンディエゴの中でもとくにLGBTコミュニティに優しい街として有名で、飲食店では多くのゲイカップルが楽しそうに過ごしています。ここではそれがとても自然な光景で、奇妙な目で見る人はいません。確かに日本とは随分様子が異なり、圧倒的にオープンです。
自転車置きも、通常は一色ですが、この街ではレインボーカラー。また、毎年6月には全米で5番目に大きなLGBTパレード「サンディエゴ プライドパレード」がヒルクレストで開催されます。
さて、日本ではゴールデンウィークが始まりましたが、5月6日(土)、7日(日)は、日本最大のLGBTの祭典「東京レインボープライド」が代々木公園で開催され、5月7日(日)にはパレードが行われます。
実はこのパレードの最大のスポンサーになっている企業が、「ライフガード」で知られる飲料メーカーの「株式会社チェリオコーポレーション」です。
そう、今回のぼくの語学留学とアメリカ西海岸縦断自転車旅の挑戦を応援してくれている企業です。
今年は東京レインボープライド限定で、
ライフガード レインボーボトルをサンプリング提供するそうなので、ぜひ会場で飲んでみてください!
そして、ぼくはサンディエゴでのチャレンジのひとつとして、LGBTパレード主催団体の事務所を飛び込み訪問してきました。
「こんにちは、すみません」
「やあ、、、こんにちは。君は?」
片言の英語で必死に説明しました。
「Yotaです。日本から来ました」
「Yota、Nice to meet you. 私はアレックスです」
「Nice to meet you, Alex. 実は、5月に東京で日本最大のLGBTパレードが開催されます」
「OK」
「それで、ぼくは語学留学のため、サンディエゴに来ていて、この迷彩柄のジャージで過ごしているのですが、これは、日本のチェリオコーポレーションという飲料メーカーのジャージです。この企業が、今回ぼくの滞在をサポートしてくれています」
「OK」
「この会社は同時に、東京のプライドパレードの最大のスポンサー企業でもあります」
「Oh, great!」
「だから、ぼくがあなた方からメッセージをもらいにここへ来ました。お忙しいところすみません。東京のパレード開催に向けて、一言いただけませんか?」
「そういうことか。もちろんOKだよ,Yota. 準備はいいかい?」
「OK!」
「こんにちは、サンディエゴLGBTプライドのアレックスです。
東京レインボープライド、そしてパレードの大きな成功を祈っています!楽しんで!」
「Thank you very much!!」
というわけで、東京の皆さん、良いゴールデンウィークを!
そしてぜひ、5月6、7日に行われる「東京レインボープライド」に足をお運びください!
限定ライフガードも、ぜひ飲んでみてね!
「東京レインボープライド」公式サイトはこちら!(下の画像をクリック)