衝撃的な海だった。くみかさんに、「バルセロナに来たら絶対海へ行きましょう。水着持ってきてね。」と、以前からメールで言われていた。
ツール・ド・ヨーロッパ
第26ステージ
バルセロナ
バルセロナを観光したことのある日本人の知り合いは何人かいるが、海で泳いだという人はいなかった。バルセロナは見所が多すぎるので見過ごされがちだが、実はビーチがとても良いのだ。
くみかさん曰く、ヌーディストビーチ(裸で泳ぐ場所)もあるらしい。日本では絶対に見られない光景なので、とても興味があった。
街の中心部から15分くらいでビーチのある駅まで着く。さて、まずは普通のビーチへやってきた。
気持ちいい!
波がキラキラしてる。
美女もいる。
水着になって海へ飛び込んだ。
最高だ。日本の海とは違って、海水はまったくベタつかない。海から出ても体はサラサラしている。それにビーチのトイレもシャワーも無料。かなり環境がいい。日本で「海へ行こう」となると一日掛かりだし、かなり気合いを入れてしまうが、バルセロナは違う。お金もかからないし、「ちょっと海行かない?」という気軽さがある。
さて、普通のビーチと言っても、上半身裸の女性はいっぱいいた。ほとんどはトドみたいな太ったおばさんだったが・・・
しかし、そこから海岸沿いに10分程歩いたところにあるビーチは違かった。
これがヌーディストビーチか・・・
かなりの人が、全身真っ裸だ。
おおお・・・
すごい・・・
くみかさんは用事があり、その前で別れていたので、「ヌーディストビーチではぼくも裸になってやろう」と意気込んでいたのだが、ここに来て臆病になってしまった。結局水着のまま泳いだ。悔しい。
バルセロナに行きたい方は多いと思います。旅行プランを立てる際は時間に余裕を持って(観光には最低でも2日はかかる)、そしてぜひ水着を持参してビーチへ行ってみてください!ヌーディストビーチも面白いですが、やっぱり普通のビーチが最高でした。日本とは違う海の質に感動すると思います!
それにしてもバルセロナはスリが多い。この短い期間で4回は狙われました。スリは主に地下鉄駅構内に集団でいて、一目でわかります。エスカレータを行ったり来たり、明らかに怪しいです。そしてぼく(日本人)を見ると、すぐにホームで陣形を取り、電車内でさりげなく囲んできます。前に注意を引かれるスキに、後ろからさっとポケットやカバンに手を入れてきます。手口をわかっているぼくですら、結構危なかった。くれぐれもポケットにはお金やカメラを入れないように。それ以外は最高の街です!楽しんでください!
バルセロナではくみかさんと、その旦那さんのカキさんに本当にお世話になりました!ありがとうございました~!!
いよいよピレネーへ向け、出発する時がやってきました。