朝は病院へ行ってきた。ホテルのFAXを使って保険会社に書類を送ったりと、結構手続きが大変だった。海外保険というのはややこしい。
ツール・ド・ヨーロッパ
第34ステージ
ニース、ヴァンス
どうやら骨に問題は無さそうだ。良かった良かった。擦り傷と肩の打撲。顔の傷にはもう瘡蓋が出来てきたから問題ない。肩は擦り傷がまだ痛い。傷口を避ければリュックは背負えるが、あまり無理な運動は控えるようにと。瘡蓋ができるまではゆっくり走ろうと思う。
明日(今日)から旅を再開させる。もし何か異変があればまた病院へ行きます。ご心配おかけしました。
午後はバスでヴァンスという小さな鷲の巣村へ行ってきた。鷲の巣村とは、急斜面の岩山頂上に民家がぎっしり密集して建てられている村のこと。切り立った崖に鷲が巣を作っている様子に例え、鷲の巣村と呼ばれている。南フランスには、1000以上の鷲の巣村が存在するのだとか。
こんな感じ。
さて、その鷲の巣村の中でも観光地として1,2を争う人気なのが、今回訪れたヴァンス。ニースからバスで1時間10分。そんなに乗るのに片道1ユーロという破格のバス運賃。
本当に小さな村なので滞在時間は3時間ほどでしたが、南フランスの静かで心地よい雰囲気を味わってきました。
マティスの建てたロザリオ礼拝堂。
中は写真撮影禁止でしたが、切り絵をモチーフにした独特のステンドグラスが美しかったです。
村の旧市街は10分もあれば余裕で回れてしまう大きさ。
だけど、かわいい雑貨屋さんに目が止まります。
色とりどりの石鹸。どれも香りがいい。
こちらは塩。こんなに種類があるのか・・・
そして、村の小さな教会。
一見なんの変哲もないこの教会に、シャガールのタイル絵が飾ってあるのです。
これがとても美しかった。 美術館で次から次へと作品を見るのとは違い、静かな空間で一つのものをじっくり見るというのも良いです。
さて、夕方ニースへ戻ってきて、昨日知り合った川口さん達と食事をしてきました。
たまたまマックで話しかけた人と食事ができるなんて、なんだか楽しい。
こちらが、川口さんと、ニュートリー株式会社 の社長さん。
とっても気さくな社長さんでした。
も一緒だったので。みなさんに旗に名前を書いていただきました。
また東京で会いましょうと約束して別れました。
川口さん、社長さん、社員のみなさん、本当にありがとうございました!
まだ疲労は少し残っていますが、ニースではゆっくり過ごせたので、体はだいぶ楽になってきました。
イタリアに向け、再スタートします!