ブルガリアで驚いたのは、ホテルの朝食会場に、蜂の巣が置かれていたことだ。
専用の器具を使って削り取り、ヨーグルトに入れた。ビックリしたけど、これがうまい。
一方、バルト三国で一番の大都会である、ラトビアの首都リガ。
街の南には、東ヨーロッパで最大規模といわれる中央市場があり、約70万人もの市民の台所を、毎日新鮮な食材で支えている。
蜂蜜店を眺めていると、カラフルな粒がたくさん入った謎の袋を見つけた。
「これは天然の花粉よ」と店員さん。
蜜蜂が花から蜜を集める際、このように団子状にした花粉を足で運んでくるそうだ。この花粉には各種ビタミンが豊富に含まれていて、ラトビア人はサプリメント的に食べる習慣があるとのこと。試食してみると、苦みの中にほんのりと甘みが。
これで約100円。安さの割に珍しいお土産として喜ばれた。