DAY9
A week has passed since I came to San Diego.
I rode a bicycle more than 100km. It is beautiful days.
I have to study hard more because I can not listen to and understand what everyone says.
Today Paul taught me his favorite music and I installed those songs.
サンディエゴに来て一週間が経った。自転車で走った距離は100kmを超え、街の地図が頭の中に入ってきた。
高校時代のように、毎日自転車を漕いでいる。満員電車に揺られていたサラリーマン時代のことを思い出すと、信じられない変化だ。スーツの代わりに、スポーツウェアを身に纏い、汗をかいて学校へ行き、「Good Morning, Yota. How are you today?」とみんなに聞かれる。30歳間近でこんな生活ができるとは夢にも思わなかった。想像以上に、理想の生活を引き寄せている。
通学路の坂道がキツい分、少しずつ身体が強くなっていくのを感じる。体力は衰えたが、きっとまた取り戻せる。気持ちが若返るのは大きい。そして新しい環境での挑戦は、脳にも良い刺激になる。
会話のスピードについていけず、英語がなかなか聞き取れないけど、英語漬けの毎日は悪くない。少なくとも、日本で独学で学ぶよりは、ずっと良い環境に身を置いている。覚えたての英語を、ここではすぐに試すことができるから。
ところでどうして、他の生徒はあんなに英語ができるのだろうか。多分学校ではぼくが一番英語を話せない。トルコ人もブラジル人もイタリア人も、みんな英語で言いたいことを言えている。すぐに言葉が出てくる。ぼくはいちいち言葉に詰まる。何を言いたいのか以前に、何を聞かれているのかがわからない。
基本的な文法と単語を完全に忘れているから、復習しないといけない。だけど思った以上に学校の宿題が重たくて、毎日ブログを書くのですら結構しんどい。自習どころではない。昨日も深夜12時まで英語の小説を読んでいた。だけど100ページ読み進めて、ストーリーもなんとなくわかった。やればできる。
あとは、物価が高くて、お金がかかる。生活費を自分の貯金でまかなえるか微妙なところだ。行ってみたいみたいお店に資金的な理由で行けないのは辛い。本当はもっとカフェ巡りやクラフトビール巡りをしたい。
まあ、少しずつ焦らずやっていこう。環境は素晴らしい。シェアハウスの人たちにも恵まれた。みんな良い人だ。
今日はポール先生が、おすすめの洋楽を教えてくれた。
デュラン・デュランやレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、デイヴ・マシューズなど。すかさずダウンロードし、ブログを書きながら聴いている。
彼の今日の靴下は、富士山だった。
下校時、自転車で走っているとクラスメイトのヘレンにばったり遭遇し、ランチに誘われた。お寿司を食べながら、英語の練習をした。
彼女はベネチア出身のイタリア人。ベネチアで10年間ガイドをやっていたというが、一体何歳なんだろう? 聞けなかったけど。
ぼくはイタリアの食事が大好きなことや、昔自転車でベネチアを訪れたこと、などを英語で言ってみた。だいたい通じた。あと、「こっちのお寿司屋さんでは巻き寿司が多いけど、日本の伝統的な寿司屋でカリフォルニアロールは出されないんだよ」ということも。
ま、ぼくはカリフォルニアロールも大好きだけどね。
夜はピザ! 大きいけどこれで8ドル!