今朝、いつも使っているノートを開いて、あることに気付きました。
(あ、あと数ページで使い終わる・・・)
実はぼく、大学生になって以降、つまりこの10年間、一冊のノートを最後まで使い切った記憶がないのです。
「よーし、これからアイデアをノートに書いていくぞ〜」
と意気込んでも、結局いつもその場限りで、継続してノートを使う経験がほとんどありませんでした。
今までどんなノートを使っていたかというと、だいたい「家にあった、頂き物のノート」とかなんですよね。今だから言えますが、ノートは、自分の気に入ったものを買うのがいいです。
あと、もうひとつノートを使うきっかけになったのは、前職の旅行会社で、会長が使っていたアイデアノートに刺激を受けたことです。
ときどき、「これ、コピー取ってくれ」と渡されたノートには、企画案やコンセプトがびっしりと書かれていて、インパクトある旅行のアイデアが詰まっていました。
JATA(日本旅行業協会)の会長も務めた「旅行業界のパイオニア」と呼ばれた人物は、こうして日々ノートを活用し、革新的なアイデアを生み出しているんだな、と思ったのです。
どこのメーカーまではわかりませんでしたが、すごく書き心地の良さそうなノートでした。
それで昨年の秋頃、多少高くても、気に入ったノートを使おうと決め、LOFTへ行きました。全てのノートを手に取ったうえで、ぼくが選んだのが、ミドリのMDノート<A5>でした。
方眼罫、横罫、無地の3タイプがあるのですが、ぼくは方眼罫が気に入っています。
このノートを買ったその日、本当に夢が広がりました。
真っ白な1ページに、こんな企画をやったら楽しそうだなと、妄想を膨らませました。
これが、本当に実現することになりました。
そして、どこへ行くにも、常にこのノートをアイデア帳として使っていました。
思いついたアイデアだけでなく、人の話を聞いていて、ふと印象に残ったフレーズや、知らなかったサービスなど、とにかく気になったら何でもメモします。それによって思考も整理されるし、良いことだらけです。
頭の中だけで考えていると、同じ考えがグルグルして発展性がないのですが、書き出すことで、とてもスッキリしてきます。「これだ!」という瞬間が訪れます。
あるいは早起きして、コーヒーをすすりながら真っ白なノートにアイデアを書き出す時間は、とても至福なものです。
このノートを気に入った理由は、最初の1ページ目であっても、見開きでしっかり維持できることです。普通のノートは、パタンって閉じちゃうんですよね。これだと、とても使い心地が悪いんです。手で押さえていないと書けないので。
騙されたと思って、使ってみてください。コスパの高い自己投資になるはずです。
そろそろ2冊目を買います。
こちらは専用のノートカバーです。2種類あります。
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