53杯のクラフトビールを飲みながら、
東京〜京都 東海道500kmを歩く企画!
クラフトビール 東海道五十三注ぎ
大阪まで延長! 第21ステージ 三条大橋〜枚方 32km
本日までのクラフトビール 55杯/53杯
あと少しだけ、旅にお付き合いください。
江戸初期、最初に東海道が整備されたときは、五十三の宿場が設置されました。しかし実は、1619年に京都と大阪を結ぶ京街道に4つの宿場(伏見、淀、枚方、守口)が新たに設置され、「東海道五十七次」と言われるようになりました。
ゴールは、大阪の高麗橋というところです。昔のままの姿ではないので、高麗橋のところまでは行かなくてもいいのですが、とにかく大阪まで歩いてみようと思います。
京都から、さらに50kmあるので、二日間で歩きます。
今朝、再び三条大橋へ戻り、そこからスタート。
鴨川沿いにしばらく南下し、最初に立ち寄ったのは、伏見稲荷大社。
外国人観光客に非常に人気のある場所で、朝からたくさんの人で賑わっていました。千本鳥居の写真をみんな必死に撮っていました。ぼくも初めて訪れたので、雰囲気がわかってよかったです。
次は、坂本龍馬ゆかりの寺田屋。
「世の人は我を何とも言わば言え わが成す事は我のみぞ知る」
今の心境にぴったりの言葉です。
淀の洋食屋さんで南山さんと合流し、一緒にランチ。
そして、そのお店から1.6km先の和菓子屋さんまで、おじさんの車を追いかけて、ランニング。追い込んだ。キツい。
石清水八幡宮の麓にある「走井餅老舗」は、江戸中期の1764年に大津で創業しました。
実は歌川広重が描いた「大津宿」に、そのお店が登場しているのです。この絵の左の建物です。
今残ってるのは、1910年にこの場所に受け継がれたお店。大津の元祖のお店は、ほどなくして廃業になってしまったそうです。だから、走井餅は、このお店でしか食べられない逸品です。
都内で和菓子屋さんを巡るサイクリングツアーなどをやっている自分ですが、この走井餅は、本当においしい。お餅がやわらかくて、食感が最高。苺大福も、同じ餅で、これまたおいしい。
おじさんと食べてから、30分ほど寄り道し、岩清水八幡宮へお参りに行きました。昨年2月に国宝に登録されました。
南山さんには、この3日間大変お世話になりました。会社関係の宴会にもご一緒させていただいたり。
次男の喜揮さんには、京都の色々な職人さんのご友人さんをご紹介いただきました。
様々なことを教えていただけて、勉強になりました。本当にありがとうございました!
おじさんと別れ、残り10kmの道のりを歩きました。
大阪府の枚方市に、母の旧友が住んでいて、そこに泊めていただけることになりました。ゴールの小川家です。今日は32km歩きました。
母は今から45年ほど前にシルクロードを旅しました。まだ海外旅行がそんなに一般的でなかった時代です。そんなときに、アフガニスタンなど、今は入国ができない国なども訪れています。小川さんは、そのときに一緒に旅をした友人だそうです。様々な冒険談を聞かせていただきました。
明日は、大阪駅を目指して歩きます。これが本当に、最後の旅です。
挑戦は続く。