2017 クラフトビール 東海道五十三注ぎ(東京〜大阪600km徒歩の旅)

クラフトビール 東海道五十三注ぎ(20)草津〜三条大橋(京都)

投稿日:2017年1月30日 更新日:

53杯のクラフトビールを飲みながら、
東京〜京都 東海道500kmを歩く企画!

クラフトビール 東海道五十三注ぎ
第20ステージ 草津〜三条大橋(京都)GOAL!! 24km
本日までのクラフトビール 55杯/53杯
総歩行距離 536km(20日間) 一日平均26.8km

いよいよ最終日です。

草津を出発して、江戸から53番目の宿場、大津に到着。

残るは京都のみ。

Facebookで生中継している時間が長かったので、ほとんど写真を撮れていません。

少し身体がブルっとしたのは、京都府の看板を見たときでした。

ぼくの中では、東海道を踏破することは、この先に考えていることと比べたら、そんなに大きな挑戦ではありません。やりたかったことには違いありませんが、ゴールして涙を流すほど感極まる類の挑戦ではありません。

しかし、やっぱりここまで歩いてくるのは、それなりに大変だったし、脚や股関節が痛み、「京都までは無理かもしれない」と思ったこともありました。

だから「京都府 京都市」の表示を見たときには、思っていた以上に感慨深いものがありました。正直、ちょっとウルっときました。

とはいえ、三条大橋がゴールなので、まだ油断せずに歩いていきます。

山科でカレーを食べて、再スタート。このくらいから、小雨が降り始めました。傘を差すほどの雨ではありません。

だけど、この旅で本当に幸運だったのは、天気のことです。

1/8、1/9は、雨でした。そして1/10に旅がスタート。それからこの20日間で、雨が降ったのは浜松で3時間ほど、のみ。それ以外はずっと晴れていたのです。

ちなみに、ゴール直後、雨が強くなりました。そしてゴール翌日も雨。これでは歩けませんでした。

どう考えても普通じゃない。ぼくが歩いているときだけ、見事に晴れたのです。運が良いという言葉で片付けてよいのかわかりません。

京都市の中心部に近づいてきたあたりで、再び生中継を開始。ゴールの瞬間を、みんなと分かち合いたかった。たとえ東海道を歩きたくても、会社員にとっては時間的に難しい。

体力的に難しい人もいるし、そもそもやりたいと思う人も少ないかもしれない。だからぼくが文章と写真と映像で旅を共有することで、この体験を擬似的にでも感じてもらえたらと思いました。

祇園白川に寄り道をし、四条通りに出て、鴨川沿いに北上。

ゴールの三条大橋が見えてきました。

東京・日本橋から、歩き続けて20日間。ついにここまでやってきました。最後はたくさんの人が映像を観てくれました。

終わってしまう淋しさはありますが、やっぱり嬉しい。事故や怪我もなく、無事にたどり着けて、本当によかった。

ゴール!

この20日間で実際に歩いた距離は、

536kmでした。一日平均26.8km。

京都に住む二人の友人が、ゴール地点に駆けつけてくれました。

そして、彼らと一緒に、クラフトビールのお店へ。前日までで計50杯だったので、最低3杯は飲まなくては、目標を達成できません。

最初に訪れたのは、「BEER PUB Takumiya」

京都醸造 冬の気まぐれ (ホワイトペールエール)

京都醸造 熱帯波の嵐(アメリカンIPA)

よし、あと一杯で達成だ。

2軒目の「タイム堂」に移り、

京都麦酒 アルト

京都麦酒 ケルシュ

京都麦酒 蔵のかほり

55杯!これで目標達成!本当の意味で、この旅のゴール!

53杯のクラフトビールを飲みながら、東京から京都まで、東海道五十三次を歩き切りました。

その後、ぼくに会いたいと言ってくださった、人気の宿「京旅籠むげん」の女将さんらと一緒に、ホルモン焼きの名店へ。

おいしかった。長旅のご褒美です。

そして京都では、親友の実家でお世話になっています。南山家です。親友は東京で働いているので、不在ですが。

お風呂に乗ってタクシーに乗ったら、ちょんまげのドライバー。たまたまだったけど、有名なドライバーさんのようです。

そしてゴール翌日の今日は、20日ぶりの休息を取りました。この日のことや、旅の総括については、また落ち着いてから書きたいと思います。

新たな旅は、また明日から始まるのです。

挑戦は続く。

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