シリコンバレーのマウンテンビューにある、Google本社を訪問した。
今回は幸いにも、本社で働く徳田さんにご案内していただけることになった。ただし内部は基本的に写真撮影は禁止で、一部ビジター用の施設のみ撮影可能となっていた。
Googleは食堂の数がすごい!
Facebookと同様、Googleにもオフィス内を自由に乗り回せる自転車が置いてあった。Googleカラーになっている。
お昼時はこの自転車に乗るために競い合いが起こるらしい。食堂に行くためだという。
「食堂はオフィス内にいくつあるんですか?」
「全部で30くらいあると思いますよ」
「え、そんなに!? それなら自転車を使わなくても近くに食堂があるんじゃないですか?」
「それぞれの食堂は、得意なメニューがあるんですよ。たとえばブリトーを食べるならあそこがおいしい、とか。だからわざわざ遠くの食堂へ行くこともあるわけです」
「なるほど〜」
「そして、ここはランドリーです」
「洗濯機まで!」
「一人暮らしの人は、洗濯機を持っていないことも多くて、そうすると普通はコインランドリーに行きます。それなら会社内にランドリーがあった方がいいですよね」
美容室もあるという。
中庭には、恐竜の化石のオブジェやビーチバレーのコートがあった。
これは全社員の集合写真。左が2007年で、右が2008年。
たった一年間で、これだけ社員が増えた。つまり大きな成長を遂げたということを表している。
椅子もGoogle。
こんな自転車用ボトルがあった。かわいい。
巨大なGoogleマップ。
売店にはGoogleの服が。
とくに驚いたのは、この本社に数万人の従業員がいて、そのため各所から通勤バスを出しているということ。通勤バス自体はAppleやFacebookなどでもあるようだが、その距離を聞いてビックリした。北はサンフランシスコ市内よりさらに北側から、南はサンタ・クルーズの方からバスが出ているというのだ。
ぼくはサンタ・クルーズから山を越えて走ってきたから、その遠さがよくわかる。日本でいえば、新宿や大手町の大企業で働く人のために、熱海、小田原、横須賀、千葉、柏、川越などから通勤バスを往復させるようなイメージだろうか。しかも、人が多く住んでいるエリアであれば数十分おきに何本も出ているというのだ。それだけでもすごいコストだ。
Googleの収益の90%以上が広告からだという。これだけ多くの社員にたっぷりと給料を払えて、なおかつ日本企業からしたら考えられないような規模で福利厚生を充実させているのだから、広告はすごいなと改めて感じた。
VELTRAの現地発着ツアーがある!
調べてみたところ、現地オフィスに知人がいなくても、VELTRAのツアーに参加すれば、Twitter、Facebook、Google、Apple、Intel、Yahooなどのオフィスに行けるそうです!実際に参加した友人もとても楽しんでいました。ぼくはTwitterには行けなかったので羨ましい!
・VELTRAの現地発着ツアー
スティーブ・ジョブズ ゆかりのスポットへ!シリコンバレーのIT企業等13か所を巡る<日本語ガイド>
【関連記事もどうぞ!】
【シリコンバレーのオフィス見学①】Facebook本社へ行ってみた!
【シリコンバレーのオフィス見学②】Airbnb本社へ行ってみた!
【シリコンバレーのオフィス見学④】Apple本社へ行ってみた!