何度も読み返したい日記

人の評価を気にする時間って、何ひとつ生み出していないよね。

投稿日:2015年11月22日 更新日:

書くことを仕事にしているからか、自分の文章には人一倍の愛情を持っています。だから、書いたものは人に見せたくなるし、人の評価をすごく気にします。

人に見せるまではいいんです。そのために書いているんだから。

だけど、人の評価を気にする時間って、何ひとつ生み出していないよね。

無意識にFacebookを開いて、書いたものがどう評価されるか気にしている時間が、総計でとても長いことに気付きました。

これはマズいのではないかと危機感を持ちました。無意識に自分の大切な時間が消えている。その時間に、もっと他のことについて考えたり、書くことができたはずだよね。本を読むこともできたはずだよね。

「いいね!」がいくつついたか確認して、それによって何か生み出せたか。何も生み出してない。少なくともその時間、自分の命を使ってない。

書いたら、立ち止まらない。気にしない。次の行動、次の文章へ向かう。

-何度も読み返したい日記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【アラスカ】星野道夫さんと「もうひとつの時間」

頭上でオーロラが爆発したとき、ぼくは言葉を失い、夢中になってカメラを向けていたけど、最後は写真を撮るのもやめて、雪原の上に大の字になり、ただただ光のショーを眺めていた。この光景をしっかりと目に、そして …

正しい背伸び

不安定なうちはガムシャラに挑戦していた自分だったのに、「この調子でいけば乗り切れるな」と、何かの節に安定してくると、環境に安住してしまい、挑戦することから遠ざかってしまいます。 慣れてくるとついつい、 …

もうちょっとできると思っていた

大手外資系企業に勤めていた仲の良い友人が、数年前に会社を辞めて、ひとりで事業を始めた。素晴らしく優秀で、ガッツのある男だった。 それからしばらく経って、久しぶりに会ったときに、 「ひとりで仕事を始めて …

失敗の価値

ヨーロッパ自転車旅から帰ってきてから5年、これまで何人もの人に「私も協賛を集めて○○したいのですが、どのように集めたのでしょうか」と聞かれました。やり方なんて、決まったものがあるわけでもないし、挑戦す …

ひとつでも多くのアクションを

上司に借りた額を返すため、アラスカで撮った写真を外す作業をしていた昨日。最後に記念撮影。思い返すと、このアラスカの風景を切り取ったことが、ぼくを様々なところへ導いてくれました。 スタバでの写真展の開催 …