インタビュー

「政治家になって、日本のプレゼンスを高めたい」東京証券取引所 中村彩さん

投稿日:2015年10月19日 更新日:

中村彩さんは、高校生の時から政治家になるのが夢だった。そう思うに至った理由が面白い。

中学まで英語には苦手意識がなかったのに、高校から周りが帰国子女ばかりになって、急に英語で劣等感を持つようになった。そのとき彼女は、「どうして日本語ではなく、英語が共用語なんだ」と思ったそう。

「世界の中で、もっと日本のプレゼンスが高かったら、こんな思いをしないで済んだかもしれないし、現在問題になっている優秀な人材の流出なども防げるかもしれない。ならば政治家になって、より良い政策を築いていくことで、日本の価値を高めていきたい」と、将来政治家になることを決意した。

慶應義塾大学では法律を勉強していたが、経済のことも勉強しなくては、ということで東京証券取引所で働くことに。「10年働いたら政治家になろう」と長いスパンで人生設計を立てていて、今も議員会館に出入りしながら将来のために頑張っている。

対立を恐れず、相手が誰であろうと言いたいことはハッキリ言うという姿勢、自分がしたいのは金儲けじゃないということ、などなど今夜は3時間にわたり議論したが、結論、日本をよろしくお願いいたします!

個人的には政治・経済のプロと繋がれて、これまで自分になかったピースが手に入った感じ。苦手なジャンルだけど、これから勉強していこう。基本的な質問にも、すごくわかりやすく説明してくれたのでありがたい存在です!

-インタビュー

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