今日は月曜だけど、新しく学校に入ってくる生徒のためのオリエンテーションに当てられるということで、既存の生徒は学校が休みになった。
平日にしか行けないところで、前から行ってみたかったのが、UCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)だ。アメリカの大学がどのような雰囲気なのか、非常に興味があった。
せっかくなのでサイクリングで、パシフィックビーチ、ヤ・ホーヤを経由して行った。
ラ・ホーヤは平均住宅価格でロサンゼルスのビバリーヒルズを抜いて全米第1位になったこともある、非常に人気の場所。美しいビーチ近くには、高級住宅が軒を連ねている。
お昼はラ・ホーヤ手前の「cafe VAHIK」で。
実はここ、3年前に偶然訪ねて気に入ったお店。ここで食べた定番のフィッシュサンドウィッチがあまりにおいしくて忘れられなかった。もう一度食べたかった。
白身魚がたっぷりと入っていて、トマト、アボカド、そして決め手はわさびソース。やっぱりおいしい〜。
そしてラ・ホーヤに到着。野生のアザラシがいた! 満喫してから、いよいよUCSDへ。
総面積の広さにびっくり。早稲田大学の本キャンの約70倍だって!計算間違いであってほしい。まるでひとつの街。
自転車は必需品。学生は基本バス移動。あと車で来てる生徒も多いのかな。大きなパーキングスペースがあった。
キャンパス内のスタバには学生の写真作品が飾られていた。こういうのもいいね。テラス席で英語を教わっているアジア系の学生もいたな。
ラウンジにはバーガーキングはじめ様々なファーストフード店が。
あと図書館を覗いたけど、みんな必死にレポートなどの課題に取り組んでいた。よく聞く話だけど、日本の大学は入学がゴールみたいな感じで、大学生になったらひたすら遊ぶ人が多い(ぼくもそうだった)。だけどアメリカの大学生は、入ってからが大変。課題がたくさん出て、ヒーヒー言いながらこなしていくという話を以前後輩から聞いたけど、そのおかげでちゃんと実力もつく。
自分が言える立場ではないけど、高い学費払って入っているんだから、ちゃんと勉強して学費相応の力をつけようとする学生の集まりであるのが理想。そういう意味では、「良い大学出て、良い会社入って・・・」という文脈での「大学」は、やっぱり日本独特の文化で、世界的には奇妙なのかな。学費に見合うスキルや知識をつけて卒業する人は、実際どのくらいいるだろうか。言い換えれば、「良い大学を卒業した」というブランドを抜きにしたときに、その人に何が残るのか。
留学の面白さは、全てにおいて日本と他国の文化・習慣を比べられるところにある。刺激になる。
なんにせよ活気ある大学たちを見られて、なんだかリフレッシュ。学生時代に若返った気持ち。
最近はご飯を炊いて、卵と野菜の炒めものを作っている。キャベツを買ったのも切ったのも、先週が生まれて初めてだったから、英語よりもよっぽど大きな進歩。日本帰っても料理しよう。