53杯のクラフトビールを飲みながら、
東京〜京都 東海道500kmを歩く企画!
クラフトビール 東海道五十三注ぎ
第10ステージ 掛川〜浜松 28km
本日までのクラフトビール 35杯/53杯
この旅もついに10日目。随分歩いてきました。
掛川のネットカフェを朝7時半に出発。Facebookで生中継をしながら、袋井へ向かいました。
袋井は江戸から数えて27番目の宿場街。つまり東海道五十三次は、ここから後半戦に突入します!
東海道のど真ん中の、小さな道の駅がありました。旅人たちの休憩所になっていて、お茶をご馳走になりました。
さて、今日のゴールは浜松ですが、浜松で思い出すのは、2010年7月のことです。
当時ぼくは、大学4年生。翌月に控えるヨーロッパ自転車旅の実現のために、協賛集めに奔走していました。
ある日、大阪の自転車会社の社長さんから、「中村さんの夢を応援したい」と、イタリア製のロードバイクを提供していただけることになりました。
それで、大阪まで夜行バスで向かい、自転車を受け取り、そのまま自転車に乗って大阪から横須賀まで、5日間かけて帰ってきました。
その途中、浜松に立ち寄りました。なぜ立ち寄ったかというと、ぼくのブログを読んで、協賛してくださった中島さんという方が浜松でカレー屋さんをやっていて、「よかったら寄ってください」とtwitterで声をかけてくださったからです。そしたら中島さんが、おいしいカレーをご馳走してくださって、とても応援してくださいました。
そのときのことを思い出して、ふと電話をかけてみたのです。
「もしもし、中島さんですか?」
「はい」
「あの、ぼく中村洋太と言いますが、昔、自転車旅の際にお世話になりました…」
「あー!」
覚えていてくださいました。中島さんとはFacebookで繋がっていないので、もちろんぼくが仕事を辞めたことも、こんな旅をしていることも知りません。
「え?今度は歩いてるの?今夜浜松?どこ泊まるの?ネットカフェ?うち泊まっていきなよ」
人のご縁は素晴らしいですね。しかも中島さん、クラフトビールの大ファンだったという偶然。そして今日は週に一度のお休みの日だったという偶然。
「行きつけのクラフトビールの店、一緒に行きましょう!」
電話しなければ、ぼくはひとりでビールを飲んで、いつも通り、ネットカフェに泊まっていました。本当に偶然なのでしょうか。とにかく、素晴らしい出来事でした。
磐田に到着。かつては「見附」という宿場でした。
友人に教えてもらった「さわやか」というハンバーグレストランへ行きました。20組待ち…!すごいね。
げんこつハンバーグ。待った甲斐ありました。
力をつけて、浜松まで残り13kmの道のり。下の写真で、左端にある高層ビルのあるところが、ゴールの浜松駅です。
なぜか無性に走りたくなり、少し走りに切り替えてみたら意外と走れたので、3kmほどランニングしました。天竜川で生中継も。
そして16時、浜松駅に到着。今日は28km歩きました。
そして人気のインドカレー専門店「mana」に到着。
中島さんと再会し、銭湯に行ってから、浜松のクラフトビール専門店「ティルナノーグ」へ。
オーナーのYoshikoさん。
今夜はもうひとつ、偶然が起こりました。なんとたまたま浜松に出張にきていた友人の五十嵐くんと一緒に飲めました。昔、彼の挑戦を応援したことがあり、「今度は僕が応援させてください!」と。メッチャいい奴・・・。
五十嵐くん、ありがとう。差し入れもいただきました。
このお店の特徴は、沼津ベアードビールの15種類近くをすべて生で飲めること。ベアードビールファンにはたまらないお店です。
レッドローズ・アンバーエール(ベアードビール)
力強くリッチである反面、すっきりと爽快。ドライでもあります。重なり合うフレーバーは薔薇の香りのように少し刺激的です。
ゴールデンティルナ(ベアードビール)
ここでしか飲めないビール。 ティルナノーグ1周年記念のときベアードに特注したビール。
ウィートキングウィット(ベアードビール)
ベルギースタイルの白濁したエール 軽めのポップを使い、いきいきとしたフルーツのようなフレーバー。
大工さんのみかんエール(ベアードビール)
スルガベイインペリアルIPA(ベアードビール)
日本一深い駿河湾のように、奥深くリッチなダブルIPA。2度にわたりドライホッピングをし、樽詰め時にクロイズンしているため、大変複雑な個性を放っています。
おいしいビールと食事を堪能しました!
さらに、もう一軒。牡蠣のジェノベーゼと、
新玉ねぎとしらすのパスタ。絶品。
寝袋で寝ます!
明日はついに雨の予報。それでも、歩きます。
挑戦は続く。