何度も読み返したい日記

人は本来、自ら動きたい

投稿日:2015年11月25日 更新日:

人間は、やりたくもないことをやらされているときに不幸せを感じ、自分の意思でやりたいことをやるときに、幸せを感じる生き物だと思います。本来は、人に動かされるよりも、自ら動きたいと思っているはずです。

自発的に動き、幸せを感じている人が取る行動や発する言葉には、人を幸せにする力があります。自然と、「やりたいことをやろう」と思わせる作用があります。嫌味なく楽しさが伝わってきます。

ひとりひとりが自分の好きなことや本当にやりたいことを大切にして、それを世の中に提供していく人が増えてたら、世の中はもっとよくなると思います。嫌なことを嫌々やっている人よりも、好きなことをやりたいだけやって喜びの中で生きている人が増えてほしい。

これは、人としての有能・無能の問題ではなく、「自分が本当にやりたいことは何なのか」とどれだけ真剣に向き合っているかの問題だと思います。

これまでの社会には、嫌なことを嫌々やりながらも、それを我慢できる人が賞賛されるような価値観がありました。いつの間にか、それを「根性」と呼ぶようになってしまいましたが、国連職員の田島麻衣子さんは、根性の本来の意味を教えてくれました。

根性とは、「自分が選んだ本当に達成したいことに、粘り強く向かい合う姿のこと」であって、「誰かに決められたことを、苦しみながら耐える力」ではないということです。

たとえ我慢して出した結果であっても、好きなことを自発的にやった結果の方が、より多くの人に喜ばれる結果が出せるはずです。生産性も上がります。自発的な人たちは、ノルマや義務ではなく、喜びと価値を生み出します。

「自分が本当にやりたいことは何なのか」

この疑問と正直に向き合いながら、生きていきたいです。

-何度も読み返したい日記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

失敗の価値

ヨーロッパ自転車旅から帰ってきてから5年、これまで何人もの人に「私も協賛を集めて○○したいのですが、どのように集めたのでしょうか」と聞かれました。やり方なんて、決まったものがあるわけでもないし、挑戦す …

もうちょっとできると思っていた

大手外資系企業に勤めていた仲の良い友人が、数年前に会社を辞めて、ひとりで事業を始めた。素晴らしく優秀で、ガッツのある男だった。 それからしばらく経って、久しぶりに会ったときに、 「ひとりで仕事を始めて …

「今がそれなりに楽しい」という恐さ

昨夜布団に入ってから、不安と焦りを感じて、なかなか寝つけなかった。 今の生活が、それなりに楽しいことへの不安だった。 そしてこの普通の楽しさに甘えていては、きっと歴史に名を残すような人間にはなれない。 …

【人の自発性が溢れる世の中に】ぼくの使命感と、挑戦を続ける理由

少し長い話になるし、辛い過去からも目を背けることはできないけれど、大切なことを話しておきたい。 どうしてぼくは、様々な挑戦を続けるのか。どのような使命感で、日々を生きているのか。その理由について話した …

才能は悔しさの中にある

「悔しさを感じろ」と言われたときに、すごく違和感を覚えた。 やること全てに対して悔しさを感じられる人はすごいなあと思うけど、ぼくはそうじゃない。負けたり、失敗しても、悔しさを感じないことがある。そうい …