野心がある。いずれ、世界的な人間になりたい。
「世界的な人間」といっても、まだ漠然としている。海外で働くのか、日本にいながら海外の人と仕事をするのか、そもそも何の仕事をするのか、今はまだわからないけれども、日本という土地に限定されず、たとえ東京にいたとしても世界を相手に自分の輝きを発揮したいと、10代の頃から漠然と思っていた。サッカー選手でもビジネスマンでもアーティストでも、世界を股にかけて活躍する日本人はかっこいい。
ただもちろん、現時点ではお話にならないほど、遠い目標だ。
まだまだ規模の小さな話だが、この数年間は、外国人向けのサイクリングツアーをやりたくて、昨年ようやく実現することができた。「ツール・ド・和菓子」という都内の和菓子屋さんの老舗を巡るサイクリングツアーを企画し、ドコモ・バイクシェアとAirbnbの協力のもと、計11名の外国人を案内した。
ツアー自体を楽しんではもらうことはできた。やりたかったことを実現できた喜びもあった。
しかし、自分の英語力が足りず、悔しさを味わった。通訳の友人がいてくれたからツアー自体はなんとかなったものの、自身では簡単なコミュニケーションすらもままならず、よくこんなレベルの英語力でやりたいなんて言えたなと、恥ずかしくなった。リベンジがしたい。
フリーランスになり、時間の使い方、働き方は自分次第となった。1月に東海道五十三次を歩き終えて、その後何をしようかと悩んでいた2月、「今この機会に、アメリカで英語を学びたい」と思った。日本にいながらできる「スカイプ英会話」なども検討したが、留学経験に憧れていたし、できれば海外生活を体験してみたいという気持ちがあった。
将来何をするのか。たとえ向かう先がまだわからなかったとしても、英語が必要となる場面はこれからたくさんあるだろう。それに、会社にいたらできないチャレンジをするために会社を辞めたはずだ。不安はあるけど、大胆に考えたかった。
留学の意思を打ち明けたところ、以前サンディエゴで知り合ったカオリさんから、「現在サンディエゴの語学学校で働いている」と連絡があった。さらに彼女から知り合いの語学学校の先生を紹介してもらい、ぼくはその学校のPRや広報を手伝う代わりに、授業料の一部を免除していただけることになった。とてもありがたい話だった。そのときのことはこの記事に書いた
また、せっかくアメリカ西海岸へ行くなら自転車旅もしたいと思い、2ヶ月間語学学校に通ったあと、残りの1ヶ月間でサンディエゴからポートランドまで約2500km(日本でいえば札幌〜鹿児島くらいの距離)を自転車で旅することに決めた(当初のカリフォルニア一周から規模を拡大)。学んだ英語の成果を実践する場にしたい。こんなに長い自転車旅は学生時代以来だから、現地でしっかりトレーニングもしなきゃいけない。
語学学校へ通っている間も、英語の勉強以外に、様々なことに挑戦してみたい。たとえば、現地で知り合った人に英語でインタビューをしたみたり、英語でブログを書いてみたり。ポートレート写真を撮ってあげたら喜ばれるのか、なども気になる。これから企画を詰めていくし、現地でも思いついたら、何でもやってみたい。自分の可能性を、アメリカでぶつけてみたい。そして自分を変える機会にしたい。
フリーランスになり、思った以上の活躍ができていない今、「自分を変えないければいけない。変わらなければいけない」と強く感じている。このアメリカでの3ヶ月間は、自分を変えるための挑戦の舞台にしたい。
そう思っていた矢先、「変化(CHANGE)」をスローガンに掲げる、とある企業からお声がかかった。
「その挑戦を応援します」
*****************************
サンディエゴでの語学留学に興味のある方は、語学学校の格安プランをご紹介できますので、こちらのContactフォームよりどうぞお気軽にご連絡ください。日本人生徒が少なくおすすめです。