ブログ

モチベーションの源は、お金でも、成長でもない

投稿日:2016年3月6日 更新日:

Impact HUB Tokyo の岩井美咲さんとは、ときどき近況報告会をする。

大学時代、スウェーデンに留学したことによる影響が強いのか、自分の考えや意見に芯があり、人に流されない性格だ。後輩だけど、とても信頼している。

彼女は、思考や現象を言語化する能力に長けていて、ぼくがうまく言葉にできないことを、的確に言語化してくれる。だから最近思うことについて話していると、対話を繰り返すうち、思考はみるみる整理されていく。

「様々な活動をされてますけど、何がモチベーションになっているんですか?」

本質的な質問だったので、一瞬とまどった。

ぼくは仕事以外に、プライベートで様々な活動をしている。記事を書いたり、新規事業に携わったり。だがいずれに関しても、お金をもらっているわけではない。

確かに、何がモチベーションになっているんだろう。今まで考えたこともなかった。

「ちょっと特殊だと思うんですよ。お金をもらえないのに、そこまで高いモチベーションを維持できるのって、どうしてなんですか?」

「お金じゃないもんね。ぼくはやりたいことなら、お金をもらえなくてもやりたいし、逆に、やりたくなかったら、お金をもらえたとしてもやらない」

「じゃあ、「成長」がモチベーションですか? 私の場合はそうなんですよ。これをやったら成長できる、と思えるかどうかが大きいです」

「いや、「成長」でもないね。ぼくのモチベーションの源は、多分お金でも成長でもない」

「じゃあ何ですか?」

「そこに自分が生きているかどうか、かな」

無意識に口からすべり出た言葉が、自分でも初めて聞く表現だったので、その先にどういう言葉が続くのか、興味深かった。ぼくは何も考えずに、口から出てきた音を聞いていた。

「何かをやった後に、結果として成長しているのは嬉しいことだけど、別に最初から『成長するために』と思ってやっているわけじゃない。

自分の良さが出せるものなのかどうか、自分が生きるのかどうかが、何かをする際のモチベーションになっている気がする。

『これは自分じゃなくてもできる仕事だな』と思ったら、途端にモチベーションが失せる。だって、何のために自分が生きているのか、わからなくなるじゃん」

-ブログ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

H型の人材だった吉田松陰

決意は行動を変える。 電車の中で、ほとんどスマホを見なくなった。代わりに本を読んでいる。 今は『世に棲む日日』という作品。主人公は、吉田松陰。 松陰がこの時代に生きていて、同世代だったとしたら、きっと …

青春の輝き

無事に早稲田大学を卒業し、明日から社会人になります。 学生最後に、どうしても文章を書きたかった。けど、言葉が出てこない。この4年間色んな事があった。今になって、何を話していいかわからなくなってしまった …

いつまでも残したい、日本の美しさ

日本の文化には、どんなことにも、「美意識」が根底に息づいている。 色であったり、音であったり、普段の生活や自然、歴史と見事なまでに調和して豊かさを生み出している。 風土に根ざした人々の営みが築き上げて …

飢え

いま、ぼくの頭の中は月末に控える「ツール・ド・九州」のことでいっぱいです。 「この町が面白そうだから、どうにか立ち寄れないか」 「ここの道路は路面が凍結している可能性があるから、万が一に備えて鉄道が通 …

バッテリーが切れて

走ってて、この写真を撮ってInstagramに上げようとしてたら、iPhoneのバッテリーが切れた。それから現実の世界を1時間くらい走った。iPhoneがないと何時何分だかわからないし、LINEも見ら …