2週間くらい前から、暖房のきいたカフェなどにいて、身体の痒みを感じる場面が出てきました。
蕁麻疹などはなく、数分の痒みで済んでいたのだけど、それが昨日ついに、「コリン性蕁麻疹」が出てきてしまい、焦りました。
汗が出ない身体に戻ってしまったら、また数ヶ月間、何もできなくなってしまう。。(最近知り合った方のために話すと、ぼくは「特発性後天性全身性無汗(AIGA)」という難病になり、9月に復帰するまで半年近く休養していました)
今日はサウナへ行って、汗が出るかどうか確かめてみました。
すると予想通り、5分くらい経って身体が温まると、全身からコリン性蕁麻疹がブワッと出てきました。猛烈に痒いです。
今年の3月に、初めてこの状況になったときは焦ってすぐサウナから出てしまったのですが、今はもう身体のことがわかっているので、ここで耐えました。
さらに2~3分経つと、顔や腕からジワジワと汗が出てきて、ようやく痒みから解放されてきました。わずかでも汗が出れば、最悪の辛さは避けられます。
ただ、胸や方、肩甲骨のあたりは全く汗の出ない状態になっていて、サウナを出てもしばらく蕁麻疹が出ていました。
不幸中の幸いは、完全に汗が出ない状態ではなく、一部からは出ているということ。おそらく毎日サウナへ行って汗を出し続けていれば、徐々に汗腺の機能は回復してくるはずです。夏はランニングですぐ汗をかけたのですが、冬はそうもいきません。だからサウナが適しています。
ここで無理をしてしまうと、また数ヶ月間仕事のできない状態に戻ってしまうので、仕事量を減らしてでも、今は回復に努めていきます。
というわけで、冬の間会う方は、ぼくが暖房のきいた部屋で若干辛そうにしている場面や、身体を冷やすためにTシャツ姿で外にいる場面を見かけるかもしれませんが笑、よろしくお願いします。今の段階ではまだ大きな支障はないので大丈夫です。
一度経験があるだけに、再発危機に陥っても、割と冷静でいられています。ようやく仕事も軌道に乗ってきたところだったので、今ストップするのは嫌だけど。
でも、もしまた活動休止に追い込まれても、「ようやく塩野七生さんの『ローマ人の物語』全巻を読めるな」とか、「この際、英語の勉強に集中するか」とか楽観的に考えています。最低限は稼がないとだけどね。
というわけで今日は平和島温泉で仕事。ちょっと高いけど、電源とWi-Fiあり。館内着でリラックスしながら原稿書いてます。
・・・
まとめ記事はこちら↓
【1.6万字超】難病「特発性後天性全身性無汗症(AIGA)」とコリン性蕁麻疹の治療、回復までの記録と、症状緩和のコツ、医療費軽減&助成金情報、役立った記事など