エッセイ 読んでみた

『黄色いマンション 黒い猫』

投稿日:

エッセイの主要な賞について調べてみると、「講談社エッセイ賞」というのが有名らしい。ぼくの好きな長島有里枝さんの『背中の記憶』も、平成22年に受賞している。

そして今年、「講談社エッセイ賞」を受賞したというので、気になって手に取ってみたこの本。

『黄色いマンション 黒い猫』(小泉今日子)

著者が小泉今日子さんなだけに、「芸能人だからか?」などと思った自分を深く反省した。なんという文才だろうか。

最初の4ページで恐れ入りました。

黄色いマンション 黒い猫 (Switch library)
小泉今日子
スイッチパブリッシング (2016-04-15)
売り上げランキング: 5,629

-エッセイ, 読んでみた

執筆者:

関連記事

個人でベーシックインカムの実験を始めることにした

(2017年10月5日追記)「希望の党」がベーシックインカムを公約に掲げてビックリしました・・・。 フィンランドにオランダにカナダにと、海外ではどんどんベーシックインカムの実証実験が始まっていますが、 …

緊急ではないけど、重要なこと

スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』という本の中に、緊急度と重要度による「時間管理のマトリックス」が登場します。 ・緊急かつ重要なこと(第1領域) ・緊急ではないが、重要なこと(第2領域) ・緊 …

「あなたが経験したことは、この世のどんな力も奪えない」(『夜と霧』を読んで)

20世紀を代表する名著と言われる『夜と霧』を読み終えました。 それはそれは、人間の本質に迫る素晴らしい作品でした。 著者はアウシュヴィッツ強制収容所ほか、数々の強制収容所に収容されていた著名な心理学者 …

全ての人に勧めたい、「書く技術」を伝える名著『20歳の自分に受けさせたい文章講義』

2013年の秋、代官山の蔦屋書店で、『20歳の自分に受けさせたい文章講義』という本をたまたま手に取った。 ぼくの職業は、フリーランスのライターである。22歳の頃にハッキリと、「将来は書く仕事をしたい」 …

共感を生む書き方のコツは「○○○で書く」こと

Q&Aとは少し違うのですが、昨日こんなメッセージをいただいたので、ご紹介します。 ところで、比較的最近なのですが、中村さんのブログを読んでいる際に偶然「もう一度、人に会いたい」という記事にたどり着いた …