53杯のクラフトビールを飲みながら、
東京〜京都 東海道500kmを歩く企画!
クラフトビール 東海道五十三注ぎ
第3ステージ 茅ヶ崎〜小田原 26km
本日までのクラフトビール 10杯/53杯
このブログが「BEER TREK」や「クラフトビール東京」のFacebookページで紹介されたことで、たくさんのクラフトビールファンの方からメッセージをいただきました。純粋な応援のほか、道中のおすすめのお店情報など、本当にありがたい限りです。
正直、ぼく自身があまりビールに詳しくないので、東海道沿いの皆さんが気になっているお店など、教えていただけたら幸いです。
また、下記の日程で泊まらせていただける方も募集しております。一部は既に決まっておりますが、知り合いのいない町では漫画喫茶などに泊まる予定です。
では、3日目のレポートです。
朝8時過ぎ、茅ヶ崎を出発。今日は国道1号線をまっすぐ行くだけ。
しばらくして、江戸から7番目の宿場、平塚宿。
現在の神奈川銀行の場所に、かつて本陣があったようです。石碑が立っていました。ここに昔、大名や旗本が泊まっていたんですね。
この旅の裏テーマは「英語の勉強」なので、歩行中はひたすらPodcastで「バイリンガル英会話」を聴いていました。
次の大磯宿までは、平塚宿からわずか3kmしか離れていません。東海道五十三次の中でも最短区間。どうしてこんなに近い場所が宿場になったのか、どなたか理由がわかる方がいらっしゃったら教えていただきたいです。
大磯でお昼ごはんを食べ、再び歩き始めました。最初のうちは割と元気なのですが、歩き続けるうちに様々な箇所が痛くなってきます。今日は肩がとくに辛かった。連日の疲れが溜まっているせいもあるでしょう。
一刻も早く小田原に着きたいと思い、ほとんど休憩も取らずに歩き続けました。
途中、同じように辛そうに、一生懸命歩いているおじさんを発見。
「どちらからですか?」
「?」
「東海道五十三次を歩かれているのではないですか?」
「いやいや、家から駅まで歩いているだけだよ」
ただ御足の悪いおじさんでした。
15時40分、ようやく小田原駅に到着。
さて、小田原といえば、鈴廣のかまぼこが有名です。その鈴廣が、クラフトビールを生産しています。その名も「箱根ビール」。どこにでもあるお土産用の地ビールのような名前ですが、ちゃんと工場もあります。
「かまぼこづくりに欠かせない『おいしい水』を、別の方法でも味わっていただきたいと思い、1998年に『箱根ビール』が誕生しました。箱根・富士・丹沢連山に育まれた『箱根百名水』を用いています」
箱根方面に4kmほど行った風祭に、「鈴廣かまぼこの里」があり、この隣に箱根ビールの工場があります。本来であればそこで飲みたいところですが、今日は行けません。直接問い合わせてみたのですが、箱根ビールを飲めるレストランが、小田原の市街地にはほとんどありません。
しかし、昨年10月、駅前の鈴廣の横に、「箱根ビールバー」がオープンしました。営業時間は18時までですが、ここなら生で飲めます。早速行ってみました。
3種類の飲み比べができました!(800円)
箱根ピルス
「世界の主流タイプ。きれいに透き通った輝くような琥珀色で、すっきりした中にも味わいとコクがあります」
小田原エール
「ホップの苦味を抑えた上品なカラメル香とほのかな甘み。伝統的製法のマイルドな味です」
風祭スタウト
「ホップの苦味と焦がした麦芽の香り、フルーティーな香味。濃い色調の香ばしさは、黒い麦芽とカラメル麦芽から」
さらに、「かまぼこ屋さんのたこ焼き」を注文。見た目ではわかりづらいですが、皮の部分が、かまぼこの素材でできていました。新感覚。さすが鈴廣。
今夜は漫画喫茶に泊まります。明日は東海道一の難所、箱根の山登りです。ここまでほとんど平坦な道だったので、心配です。無事に登れるでしょうか。
挑戦は続く。