53杯のクラフトビールを飲みながら、
東京〜京都 東海道500kmを歩く企画!
クラフトビール 東海道五十三注ぎ
第19ステージ 水口〜草津 24km
本日までのクラフトビール 50杯/53杯
東海道五十三次は、長い。長かった。だけど、終わりがある。まだ終わってほしくないという、そんな気持ちとは関係なく、京都で終わる。旅の終わりは、いつも少し淋しい。
淋しいけれど、きっとまた新しい旅の始まりだと信じながら、幕を閉じたいと思います。
水口を出発し、しばらく国道1号線をまっすぐ進んでいきました。5kmくらい歩いた三雲駅の近くにコメダ珈琲があったので、そこでモーニング。
51番目の宿場、石部。
歩いていると、行列に遭遇。彼らも東海道五十三次を歩いているのですが、約7年かけてもう少しで制覇するところだと話していました。小分けにして15kmくらいずつ歩いているのだそうです。
しばらく一緒に歩いていたら、「兄ちゃん、がんばってな」と飴やお菓子をくれました。
足型のべっこう飴。
そして、草津。これが江戸から52番目。
本陣跡。
脇本陣があった場所は、現在カフェになっていました。
草津駅、ゴール。24km歩きました。
お風呂に入り、今夜もネットカフェ。
『昴』という漫画を昨夜から読んでいて、響く言葉がありました。
「人をおしのけたり、傷つけたり…なんにせよ、本当にやりたいことを貫くってのは、痛みを伴うもんさ。だから大概の人は本当にやりたいことを、見て見ぬふりしながら、そこそこの人生を送る。まあ、どっちも悪くはないよ。どっちの生き方を選ぶか…」
明日で、この旅が終わります。
毎日毎日、ただ歩いてきました。感じることは、あるような、ないような。今はまだうまくまとめられませんが、とりあえず、この旅の結論は急がず、京都まで歩いてみます。
身体のキツさはありましたが、それでも、東京を出発してからの日々は、とても幸せでした。生きているという実感を得られました。それだけでいいのかもしれません。
長らくお付き合いいただき、ありがとうございました。
明日、15時前後に京都・三条大橋に到着予定です。
挑戦は続く。